「トルコ編(2011年)」です。
昨日のルノーの「クリオ」のセダンに続いて、同社の「シンボル」をご紹介。
この車は実質的に「クリオ」のセダンの後継車種。
つまり、現行型での同クラスのセダンということになります。
ただし、ベースは現行の3代目モデルではなく、2代目の方。
よって、昨日の車のビッグマイナーチェンジ版とも言えるかも知れません。
エンジンは最新式で、いずれも直4。
ガソリンが1.2L、1.4L、1.6L、ディーゼルが1.5Lです。
また、ボディサイズは全長4261mm、全幅1639mm、全高1439mm。
生産はトルコのオヤック・ルノーが担当しており、そこから東中欧、ロシア、北アフリカ、中東といった国々に輸出されています。
トルコではタクシーでの利用も多かったですね。
実質的な先代モデルである「クリオ」のセダンはデザイン的にも、トランクはハッチバック車に後から付けたような設計。
一方、こちらは最初からトランクがあることを前提に設計されていますから、後部座席の頭上の余裕があったり、Cピラー部の傾きが緩やかです。
その結果、トランク容量も506Lを確保。
これはタクシーとしても使い勝手の良さに貢献しそうですね。
このあたりの「セダンとしての完成度の向上」は、トヨタの「プラッツ」→「ベルタ」でも見られたこと。
初期のモデルでは、とにかく、共通の構成を多くするのですが、販売が振るわないとネガ潰しが実施され、結果的にセダンとしての完成度が上がってくるようです。
このモデル、日本でセダン人気が復活すれば、日産ブランドにて「ティーダラティオ」の下に位置する車として販売しても面白いかも知れません。
ただ、その可能性も低そうなので、ルノーブランドにて、左ハンドルのまま、「小さな高級車」として売るとか?
(外車として)日本で売るには、デザインの押し出しの強さや煌びやかさが必要な気もしますね。
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