TypeR日記

愛車ホンダ・インテグラTYPE-Rと、車全般、海外旅行、京都の美味しいものについて綴ってまいります!

野生のルピナス&もう1種

2007-10-30 | 花・植物etc

P7140163 P7180105 サブタイトルで「車と旅行とガーデニング」と銘打っておきながら、ガーデニングネタがあまりないので、今日は「花」の話を。

といっても、先の「アラスカ旅行」で撮影した花の写真です。

まず、左の写真は「野生のルピナス」です。

日本では、赤紫、赤、オレンジ、黄色+白の2色咲き、そして、花数の多いタイプが栽培&販売されることが多いですが、こちらは青系のシンプルなタイプです。

確か、私が学生時、アルバイトでホームセンターの園芸コーナーにいた頃、「サカタのタネ」から、このタイプの種子が発売されていました。

次に右の写真は名前は不明ですが1cm程度の花、マメ科の植物で、日本では「カラスノエンドウ」(花は桃色)に近いタイプです。青紫の花がとても美しかったです。

この2つの花は共にマメ科の植物。この科の植物には2つの大きな特徴があります。

  1. 雄しべと雌しべが花の中に隠れており、蜂のような体重のある昆虫が花弁に取り付いた時のみ、外にとび出す。
  2. 根に根粒細菌が共生し、空気中のN2を窒素源として利用出来るため、栄養分の少ない土壌でも生育が早い。

マメ科の植物と言えば、フジ、レンゲ、クローバー、スイートピー、エンドウマメ等、色々ありますが、フジにはクマバチがよく集まりますし、レンゲ&クローバーにはミツバチが似合います(それぞれの花を表示したハチミツも有名)。これらは1.の最たる関係ですね。

2.については、「田んぼ等でレンゲを植え、花後に耕してレンゲごと肥料にする」という方法で利用がされています。また、芝生しか植えていないような造成地でなぜかクローバーが大きな群落を作っているのも、この能力によるものです。

今後、「花ネタ」も増やしていきますので、ご興味のある方々、情報交換をお願い致します。