tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

日本の薄くのばす文化

2005年10月27日 14時51分15秒 | カルチュラルスタディーズ/社会学
いつもお世話になっているタミアさんのブログ。タミアさんは、タミアさん自身の画才を認める方から和紙の提供を受けてイラストを製作しているらしい。その和紙が非常に良いそうだ。

妹が紙すきに挑戦したことがある。水を使って作る作業だから冬場は非常につらい仕事らしい。飛び込みの素人が行うと、どうしても均一の薄さにならない。そういえば、妹がすいた紙もボコボコだった。

日本には薄くのばして作る文化がある。和紙もそのひとつだし、ほかにも金箔を作る作業がある。昔、肌用クリームの宣伝でも取り上げられていた。あれは一センチ角の純金を薄い紙のような形態になるまでたたく作業だ。石川県で行われていて、伝統工芸のひとつでもある。

伝統工芸まではいかないけど、そばやうどんの製法もそのひとつだ。あれも熟練技がないと、長い棒でのばしていっても、均一の厚さにならないと聞く。

何事も修行なのだ。

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2 コメント

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ありがとうございます (タミア)
2005-10-31 23:23:12
ブログに書いて頂いて、びっくりしました。

どうもありがとうございます。



日本は紙や薄いものが大好きな文化なのでしょうか?絵画も2次元チックだし、衣装も家具なども折りたたんで平面化できるのがおおいですね。

いずれにせよ、紙も修行、絵も修行、なんでも修行がかかせないですね。



tyokutakaさんも、修行中ですね。お互いがんばりましょう~!!
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どうもどうも (tyokutaka)
2005-11-03 02:14:24
6月か7月にもタミアさんのブログを紹介したのですが、気づかなかったかなー。



日本人って、薄くしたり、小さくまとめる文化を持っているのですね。

例えば盆栽。あれは鉢植えの木に自然を見出すと言うのもあるし、逆に小さな場所に自然のすべてを押し込んでしまうと言うのもある。京都の竜安寺の石庭なんかそうですね。
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