tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

日本の薄くのばす文化

2005年10月27日 14時51分15秒 | カルチュラルスタディーズ/社会学
いつもお世話になっているタミアさんのブログ。タミアさんは、タミアさん自身の画才を認める方から和紙の提供を受けてイラストを製作しているらしい。その和紙が非常に良いそうだ。

妹が紙すきに挑戦したことがある。水を使って作る作業だから冬場は非常につらい仕事らしい。飛び込みの素人が行うと、どうしても均一の薄さにならない。そういえば、妹がすいた紙もボコボコだった。

日本には薄くのばして作る文化がある。和紙もそのひとつだし、ほかにも金箔を作る作業がある。昔、肌用クリームの宣伝でも取り上げられていた。あれは一センチ角の純金を薄い紙のような形態になるまでたたく作業だ。石川県で行われていて、伝統工芸のひとつでもある。

伝統工芸まではいかないけど、そばやうどんの製法もそのひとつだ。あれも熟練技がないと、長い棒でのばしていっても、均一の厚さにならないと聞く。

何事も修行なのだ。