tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

雑誌の発行部数

2005年10月07日 14時00分45秒 | Weblog
新しい弁当箱に入った昼食をつつきながら、インターネット検索を行い、その結果をブログで書く。このパターンも時々使うけど、今日はこの方法で情報を得た。

今日は、「雑誌の発行部数」を検索にかけて出てきたホームページで、趣旨は「マスコミにだまされないために、虚構に満ちたマスコミの嘘と裏を知ろう!」というものであり、ポチと飼い主の対話形式を描いた「ポチは見た」というサイト。

もともと、雑誌が売れなくなっても出版社は大丈夫という話を聞いていた。そのからくりは、雑誌の収入の大半は雑誌に広告を載せることで得られる「広告収入」だ。しかし、広告を出すほうも多くの人に見てもらいたいから、発行部数が気になるらしい。それを見越して、出版社も発行部数の公表をごまかしていたらしいが、日本雑誌協会が、印刷部数の公表に踏み切ったくらいから、混乱が起こった。公表と実際の数字が違うところがボロボロ出たからだ。まあ、そんなもんだろうと思う。でも何冊刷ったのかという情報とともに、何冊返本されたのかも重要だ。

売り場を経験した人間から言うと、ここ数年雑誌の売れ行きが落ちている。もっとも、私が店長から聞いたときは「売れ行きが落ちている」という長期的変動をとらえた発言ではなく、「雑誌が売れない」という短期的変動から見た内容だった。どちらもそう変わるものではない。

こないだ家人に頼まれて、月刊少女マンガのひとつ、「別マ」を買った。それというのも、10日くらい前に出た雑誌なのに、奈良の書店では置いていないのである。なぜか・・・?そこで、大阪市内の本屋で手に入れたのだが、そこも部数が少なかった。一般に「別マ」は売れていると聞く。

売り場の状況を見て、簡単に発注の増加を行えないのが現実である。実は、どこの本屋に何冊入れるかという判断を行っているのは、取次ぎ(トーハンや大阪屋など。本屋のダンボールでよく見かけますね)である。明日、どんな雑誌が何冊入りますよというFAXが前日各書店に入るのである。完璧にコントロールされているのである。本当に売れているかどうかは、取次ぎに聞いたほうがいいかもしれない。返本もあそこに集まるしね。