tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

ホラー映画とゾンビ映画

2005年10月20日 13時42分14秒 | 映画
さて、今日も続き。
いわば、ゾンビという概念は、中南米のハイチなどを中心とした「ブードゥー教」に出てくる、死者を操る能力のことをさしたらしい。その概念を利用した映画は、実に1913年くらいに作られているらしい。映像の歴史の始点が1900年くらいだから、早くからあったということである。しかし、この宗教から離れた存在として描かれたのは1968年にジョージ・A・ロメロが製作した作品らしい。

ところで、いわば恐怖を想起させる映画をホラー映画というのならば、ゾンビ映画はその中のひとつのジャンルなのだが、もうすでにここから独立していると考えられるくらい、ゾンビ映画の作品の数は多い。

私もそれほど多くは見たことがないので、あまり知らないくらいだが、中学のとき非常に詳しい友人がいた。彼は学級委員であったが、その後生徒会長に登りつめた。今は茨城県の中学の教員をしているが、そのことは今回の話とは関係がない。

しかし、考えてみれば、1980年代の後半、テレビの夜9時くらいからやる映画でも盛んにホラー映画が取り上げられていた。それもかなり血なまぐさいやつである。年間放送数のなん10パーセント台の数で取り上げられていたと思う。しかし、その後検挙される殺人事件の犯人が、よく参考としたという事実から、放送を控えるようになった。アメリカのホラー映画は本当に血なまぐさかった。ただし、こうした血なまぐささが多くなったのも、1980年代以降であったと思う。そして、人々はこのあり方にも飽きたようだ。

本当に怖い映画はあるのだろうか?
その問いかけに対して、答えたのはアメリカではなく、日本であったのが不思議だ。それが、「リンク」や「らせん」であったのだが、これらは確実に血のにおいがしないものであった。

さて他には・・・(以下次号)