No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

地面から真っ直ぐな棒で骨盤を突き上げる!?

2012年03月09日 | 身体の使い方・打ち方
昨日は自分の練習をしてきました。
最近、骨盤を立てるという内容を書いているので、
自分もどれくらいできているのかどうか
ビデオでチェックしてみました。

しばらく見ていると発見!
骨盤が寝てしまい猫背になって頭が前に出てしまう状態がありました。
僕の場合、相手に打ち込まれて素早く動かなければならないときに、
焦って頭が前に出てしまうようです。
プレー中、自分が動きづらいと感じる瞬間と一致していて、
おもしろかったです。

猫背になって頭が前に出てしまうと腿の前の筋肉に力が入り、
動き出しに時間がかかってしまいます。
また身体の軸のラインを真っ直ぐ取ることができません。
真っ直ぐ取れないと、地面からもらえる力を100%もらえず、
ロスしてしまいます。
そうすると動きづらいし、ボールを打つときも
パワーが伝わらなかったり、安定しなかったりします。

ビデオを見た後、練習に戻ってしたことは、

1.まず骨盤を立て軸を感じる
2.プレー中、いつ骨盤が軸のラインから抜けてしまうか観察する

これをするだけで今までよりスムーズに動くことができ、
すごくおもしろかったです。

骨盤の位置が適切だと、
骨盤と股関節で地面の力をダイレクトに受け取ることができます。
地面から真っ直ぐな棒で骨盤をカツンと突き上げられる感じ。

猫背になると、骨盤と股関節に力を感じず、
大腿直筋で踏ん張って動き出すという感じです。
こちらはすごく大変だし、動き出せるまでに時間がかかります。

小さい頃からこんなことを知っているコーチや
フィジカルトレーナーに習っていたら、
全然違うレベルの選手になれていたかも知れません。
でも違う側面から考えると、
こう言った一流の動きを知らずに育ったことで、
多くの一般プレーヤーがどうしてスムーズに動けなかったり、
簡単にボールを打てなかったりするのかが理解できます。
コーチを職業とするには、それはそれで良かったかなぁとも思います。

骨盤の話は、自分の身体の感覚で覚えなければならないものなので、
正直をこのメールを読むだけでは、わからないかも知れません。
でもこういう世界があると知るだけで、
いつか、ハッと気がつくきっかけになる可能性があります。
真剣に学びたい人は、多少の手間とお金を惜しまず、
挑戦してみてくださいね。

さて今週末は東京でレッスンです。
明日10日(土)12時からのサービス練習会は、
今のところ参加者が少ないので、
興味のある方は是非ご参加くださいね。
トスを題材にしていますが、実は掴んで頂きたいことは、
体幹からのエネルギーを腕先までつなげ、
その力をトスするボールに伝える感覚です。
これがわかるとストローク、ボレーなど、
全てのショットが変わっていきます。
http://yanaharatennis.com/practice.html

それでは楽しい週末をお迎えくださいね。
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★3月練習会(東京開催)
①3月10日(土)12時~14時 「体幹からトスを上げることにより、サーブの威力をアップさせる練習会」
②3月24日(土)16時~18時 「骨盤と胸郭の連動で打つバックハンドストローク練習会」
http://yanaharatennis.com/practice.html
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(サンプル動画が見れます)
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柳原が武道教室など様々なところで学んできた知識を元にしながら、
日々の研究で掴んでいる上達のコツをリアルタイムでお伝えしています。
3月中にご入会された方には、以下の内容をお伝えしています。

①プロのように腕とラケットを大きく振らずに、威力と安定性を兼ね備えたボレーを打つための練習方法
②左腕(非利き腕)の動きをきっかけとして右腕が振られ、
プロのようにインパクト直前までラケットヘッドが遅れ、
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