いったいこの国はどうなっているのか？アップルのタブレット型端末と同じ「ｉＰａｄ」という商標権を所有していると主張する中国企業が、中国からのｉＰａｄ輸出禁止を求める構えであることが分かった。現実になれば、アップルの世界販売は大きな打撃を受ける可能性がある。
東京などが名乗りを上げている2020年夏季五輪に立候補していたローマが、これを断念することになったのだ。イタリアのモンティ首相は、オリンピック委員会が推す五輪招致計画を支持しないと明言した。財政難で運営費用などの負担が難しいためで、1960年のローマ五輪以来、60年ぶりの開催は幻に終わった。
財政再建を進めるモンティ首相は「財政負担が大きすぎて（招致計画を）承認できない」と理解を求めた。政府は13年までの財政赤字解消を目指し、大幅な歳出削減や増税など、国民に「犠牲」を求めている。各都市は開催計画の概要などを盛り込んだ申請ファイルを15日までにIOCに提出することになっており、東京は13日に同ファイルを出した。ほかにマドリード、イスタンブール、ドーハ、バクーが立候補を表明している。イタリアの招致関係者は「政府の判断は受け入れるが、極めて残念だ」と肩を落としているが、東京は目指している