いいところまでいったが怪我で泣いていた世界６０位の錦織圭が全仏オープンでアジア勢対決を制し、２年連続で初戦を突破したのだ。ランク５６位で昨年のウィンブルドン８強の台湾の盧彦勲に６－１、６－３、６－４の２時間２５分でストレート勝ちした。前哨戦のイタリア国際で発症した腹痛も完治し、全仏仕様ユニクロ新ウエアのデビュー戦を白星で飾った。次戦は同３４位のスタホフスキーと対戦するのだ。勝利の瞬間、錦織は右手でガッツポーズを繰り出した。「意外とテニスは良くて、フィーリングも良かった」。スタートから多くの回転を駆使し、盧のリズムを崩した。最終ゲームでは今大会初のジャンピングショット「エア・ケイ」も飛びだし、４大大会でのアジア勢対決に快勝した。
中国の温家宝首相は、都内のホテルで人気グループＳＭＡＰと面会した。温首相はＳＭＡＰが今年９月に北京で公演することを歓迎し、東日本大震災を受けた日中友好に期待を示した。ＳＭＡＰの海外公演は初めて。ＳＭＡＰがヒット曲「世界で一つだけの花」を中国語で歌う場面もあった。ＳＭＡＰは昨年６月に上海で予定された「ファンとの集い」が、ファン殺到への懸念で中止され、昨年１０月の上海公演は直前の尖閣諸島沖の
中国漁船衝突事件による日中関係の悪化に伴い延期されていたのだ。コンテンツやソフトで中国の市場を狙おう。それには、品と教養も必要だよね