もう1歩のところまで来ている国際卓球連盟は16日付の最新世界ランキングを発表し、日本勢は
男子の水谷隼が6位、岸川聖也が28位、女子の石川佳純が8位、福原愛が9位となり、
それぞれロンドン五輪のシングルス出場権を獲得したのだ。
福原は3大会連続、石川は初、男子の2人は2大会連続の五輪出場となる初の五輪切符を確実にしたのは
石川の切り札・サーブだった。あと1点。勝負の決め球は「競った時にとっておきのを出してやろうと思った」という、
回転の鋭いカットサーブだった。今大会で初めて出した変化球に、相手は空振りだ。石川はガッツポーズで勝利を喜んだ。
いよいよオリンピックが現実のものになってきている