サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

ジュンク堂で面白い本を見つける・・・

2009年09月17日 00時10分34秒 | 邦楽
新宿のジュンク堂の隅っこの方で面白い本を発見。

「音頭大百科」

なんともマニアック。
音頭ものばかり250枚紹介したディスクガイド。

この本ではじめて知りましたが、「スモールライト出版」というところが出しているようです。

しかしよくまとめたなぁ、というのが正直な感想。

やはり洋楽にはない日本独自のものとしてのみ存在しうる「音頭もの」。
誰しもドラえもん音頭やあられちゃん音頭でお盆の時期に踊ったことあると思いますが、あの太鼓のリズムに思わず日本人の血を感じずには要られません。

しかも驚きなのが、個人的に勝手に廃れたと思っていたこの「音頭もの」ですが、最近でもバンバン作られているそうなので、しっかりと音頭ものは息づいているんだなぁと思いました。まぁ息づいていてはいても、根付いてはいないと思いますが・・・

やはり日本のロック・ファンに避けて通れないの???が大滝詠一氏ですね。
このディスクガイドにも載っている音頭もの代表作を紹介。


このディスクガイドを読んでいて音頭ものが聞きたくなり、改めて「Let's Ondo Again」を聞きましたが、この諧謔精神は本当凄いなぁと思った次第。そして布谷文夫x大滝詠一x音頭ものの破壊力はやはり最強ですね。