サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

マハビシュヌ・オーケストラ

2009年08月12日 00時48分58秒 | 洋楽
[Wax Poetics Japan No.05]の最新号はなんとマイルス御大が表紙!

で、早速購入!

読んでみると1973年のマイルスに焦点をあてた内容で、
マイケル・ヘンダーソンやピート・コージー、エムトゥーメらのインタビューを掲載し、
当時のマイルス・バンドの内幕を解き明かさんとしている。
これは面白い!

そしてもう一つ。マイルスがらみでジョン・マクラフリンと
「マハビシュヌ・オーケストラ」のインタビューも掲載。

ジョン・マクラフリン単独のインタビューは読んだ事あるものの、ビリー・コブハムらのバンド・メンバーが当時を語る内容は意外に見たことがなく、マイルスと共に貴重な写真も載っていて興味が尽きません。


1st。「内なる炎」と覚えていましたが、「内に秘めた炎」となっているところも多いみたいですね。

確か大学時代に軽音の先輩に聞いた方が良いということで、
教えてもらったのがこのアルバムだったような。

このアルバムには相当衝撃を覚えました。

しかしこのバンドのLIVE映像を見たときのインパクトは
聞いたときのそれを軽く上回る衝撃だったかも。

▼1972年のBBC STUDIOでのLIVEより。



まずはなんといってもビリー・コブハムの人知を超えたドラミング。
そして各々のテクニック!今や超絶技巧を駆使するバンドは山ほどありますが、
このまだまだ混沌とした時代の様式美に囚われない素晴らしい演奏の数々!

あまりテクニック系は好きになれませんが、このバンドは次元が別!

音だけでは分からなかった、どれがどの音なの?っていう超絶なユニゾンをかます
ギター、バイオリン、キーボードの三つのリード楽器も映像だとその迫力も凄い!

「Wax Poetics Japan」を読んで久々にマハビシュヌの熱い音を思い出した今日この頃でした!