飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

参議院選戦略は、比例国民新党支持と民主党分裂促進!

2010-06-29 16:48:28 | 植草一秀

これで決まったも同然!
見破ったも同然!
それ以外に選択肢があるか?
知恵有るものは知恵を出せ、
見極めをせよ!難易度の高い選挙戦略を戦い抜け!
国民のIQが試される......。


 言わずもがなであるが、これほど面白い選挙もまたとない。たかが参議院選挙を侮るなかれ。これから、高度なオセロゲームが展開される。

Jiminwotheend8825

<画像をクリックすると動く:http://9123.teacup.com/uekusajiken/bbsより拝借 >


 面白みを愉しみつつ、取り組もうではないか?


 これは高度なゲームである。国民のIQが試されるゲームである。しかし、勝負は見えている。何故かというと、敵の魂胆は見え据えている。それに乗っかかった民主党幼稚園児議員は、見るからに底が浅い。


 政治的音痴は、見るに耐えない。三日天下に有頂天になっている。だから、ボロが出まくりだ。取り分け、枝野幹事長は機密を漏らしてなんとする。そう言う魂胆であることは、先刻承知であることは、分かっていたが、選挙前にばらせば可笑しいだろう。


 それも戦略というなら、戦う前に負けを宣言したようなものだ。叱責も来ているぞ。


 後学のために教えて進ぜよう。


政治哲学が完全に欠如し ている『民主党<現>執行部』の連日の醜態は、見るに耐えない。

 投票日前から、既に連立の枠組み を探し始めた『枝野』某は、見かけ以上に大バカなのか?

それとも、恥も外聞も無いのか。

そもそも、現政権の<代表と幹事 長>には、選挙に向かう与党の首脳としての、<矜持>すら見られ無い。

過半数を目指さない!

党の恩人を<人身御 供>に仕立て上げて、おのれの栄達を計る。

野党の主張に抱きついて批判をかわそうとしている。

同一選挙区の複数候補に、 均等な<精神的>支援を与えない。

党代表自ら早々に、「目標値に達しなくとも<辞任>しない」宣言。

挙げ句の果 てに、投票前から<連立相手>模索に走る。》

 これを評して、『前代未聞の低能政治哲学』と言うのだ。もう一つある。


緊急!!枝野幸男を叱る!!<o:p></o:p>

 軽はずみな発言をしないよう に。みんなの党の渡辺氏に嘲笑されただけでなく、民主党は勝てない、と思わせてしまった責任は重大。<o:p></o:p>

 貴君は政策は強いのかもしれないが、政治を読む能力に欠けているとしか思えない。厳しい言葉を贈る。政治ジャーナリスト・作家 渡邉正次郎



 嘲笑した渡辺氏は、敵ながらあっぱれと言うべきだ。解っている。『敵を欺くには、味方を欺け』で生きてきた政治屋だから、当然だ。


 おかげで、性根が見えてきた。民主党現首脳は幼稚園児的政治感覚しか持ち合わせていないという事が。これでは悪徳ペンタゴンも、自民党を見捨てたように、君たちを見捨てるときはそう遠くない。


 しかし、それまで待てないから、民意が先に見捨てることだろう。これも老婆心ながら、教えて進ぜよう。しかし、これで終わりだ。三日天下は、潔く、真正国民主権政権に譲り渡す覚悟をしておいた方が、身のためになる。


《 菅首相は衆院選マニフェスト(政権公約)を修正し、参院 選を乗り切ろうとしている。理念なきポジショントーキングではないか。


 小沢氏 は無役とはいえ、民主党最大派閥の領袖である。小沢氏の現執行部批判は正しい。

 国民は現執行部と小沢氏とどっちのいうことを信用し投 票したら良いのか、迷うと思う。
 菅首相は長期政権を狙っているようだが、党内の考え方を読み違えているのではないか。

 政治 と金の問題では小沢氏と考え方を異にするジジイだが、小沢氏の「高速道路無料化、子ども手当、(農業の戸別)所得補償などを昨年の総選挙で約束して議席を もらった。政権を取ったら、金がないからできませんなんて、そんなバカなことがあるか」という論理は正しいと判断する。

 民主党は事実 上、分裂している。

●毎日新聞配信記事
 毎日新聞は28日、「毎 日新聞世論調査 菅内閣支持率52% 1カ月たたず急落」という見出しで次ぎのき記事を配信した。

  毎日新聞は27、28日、参院選(7月11日投開票)が24日に公示されたのを受け全国世論調査を実施した。菅内閣の支持率は52%で、組閣直後の前回調 査(6月8、9日)の66%から1カ月もたたず14ポイントの急落となった。菅直人首相が消費税を引き上げる方針を表明したことが影響したとみられる。消 費税引き上げについては賛成47%、反対50%となり、賛否は拮抗(きっこう)しているものの、前回の賛成52%、反対44%から逆転した。参院選比例代 表の投票先では民主党が40%(前回41%)で自民党の17%(同14%)を大きく上回った。

 消費税を巡っては自民党が10%に引き上 げる方針を参院選の公約に明記。菅首相も「自民党の10%という数字を参考にしたい」と表明し、2大政党の双方が増税を公約する異例の選挙戦に突入した。 調査では消費税率10%について「もっと低い税率にすべきだ」が52%を占め、「妥当だ」は41%にとどまった。

 引き上げに賛成と答え た人の内閣支持率は67%に上り、反対の人では39%。反対派の拒否感が支持率下落の一因となる一方、消費税問題を参院選の判断材料に「しない」との回答 が55%で「する」の41%を上回った。判断材料にする人の内閣支持率は45%、しない人では59%。投票先の質問には、判断材料にする人の39%、しな い人の44%が民主党と答え、大差はなかった。消費税を巡る有権者の「迷い」がうかがえる。

 民主党は引き上げ時期を「衆院解散・総選挙 後」と説明することで理解を得たい考えで、枝野幸男幹事長は28日、さいたま市で記者団に「参院選が終わったらすぐに消費税を上げようとしているという誤 解が国民にある。誤解が解ければ冷静な判断をいただけると思う」と強調した。

 政党支持率は民主33%(前回34%)▽自民13% (13%)▽みんな5%(5%)▽公明5%(4%)▽共産3%(2%)▽社民2%(3%)--などで、投票先と同様、大きな変化はなかった。【田中成之】  民主党》



 分かったか!!


【転載開始】2010年6月29日 (火)

Photo

前原一派と○○○の党連携による対米隷属政権

政権交代には日本政治刷新という大きな課題が託されてきた。

これまでの日本政治は、

①米国による支配

②官僚による支配

③政治権力と大資本の癒着

に特徴づけられてきた。

つまり、「米・官・業」が日本政治の支配者として君臨し続けてきたのだ。

米国による支配は日本の敗戦を背景にしている。すでに65年の期間にわたる構造である。

官による支配は、明治時代に確立された。明治の官僚は「天皇の官僚」であり、官僚は支配者の一翼を担った。

第2次大戦後、GHQは官僚制度を日本占領の実働部隊として活用したため、戦前の官僚制度が温存された。高文試験は 上級公務員試験に名称を変えたが、少数エリートに特権的権力を付与する構造は残された。

明治の官僚制度は太政官制を復活させたものだが、太政官制は律令政治時代の統治制度である。この意味で、日本の官僚 制度は1300年の歴史を引きずるものである。

1955年の保守合同以来、自民党が日本政治の中核に居座り続けた。自民党は大資本の利益を代弁し、大資本は企業献 金の名目で自民党に利益を供与し続けた。最高裁が1970年企業献金を合法化する判決を示したが、この判決は多数の政治家が企業献金を受け取ってしまって いる現実を踏まえ、違憲立法審査権行使を抑制した「政治を助けた」判決であったとされる。

法理論的には、参政権を歪める企業献金を正当化する理屈は通らないと元最高裁長官の岡原昌男氏は衆議院の政治改革調査特別委員会で明言した。

55年体制成立以来、55年の年月が流れたが、大資本が政治献金を通じて日本政治を支配する図式は維持されたままで ある。

長期にわたる米国・官僚・大資本による日本政治支配に終止符を打つための最重要の第一歩が昨年実現した政権交代で あった。

米官業はその利益を政治で実現するために、利権政治屋=利権政党と、御用メディアを活用している。この五者が「米官 業政電の悪徳ペンタゴン」である。

「米官業による政治支配」に対峙するのが「主権者国民による政治支配」である。

小沢一郎元民主党代表が示した「国民の生活が第一」のスローガンにこの精神が象徴的に込められている。

悪徳ペンタゴンは、主権者国民による政治支配確立を阻止するために死に物狂いの工作活動を展開してきた。

最重要注意人物は小沢一郎氏であった。私も同じ視点から注意人物とマークされ続けてきたのだと考える。

小沢一郎氏が民主党代表に就任した2006年4月以降、マスメディアは徹底して小沢一郎氏攻撃を続けた。

2009年3月、総選挙が目前に迫り、政権交代が秒読み態勢に入ると、悪徳ペンタゴンは遂に検察権力の不正行使に動 いた。この検察行動が不正と欺瞞に満ちたものであったことは、後の公判過程ですでに明らかにされているが、この検察の暴走により、小沢一郎総理大臣誕生と いう歴史の1ページは異なるものに書き換えられてしまった。

私は、悪徳ペンタゴンが日本政治刷新を阻止するために、「偽装CHANGE新党」が立ち上げられることを警告した。 「偽装CHANGE新党」は反自民の投票の一部を吸収し、民主党の圧倒的多数議席獲得を阻止するために創設されるものであり、選挙後は自民党と連携する可 能性が高いと指摘してきた。

しかし、現実には、民主党が総選挙で地すべり大勝を果たしたため、政権交代実現阻止は失敗に終わった。

しかし、政権交代勢力が盤石の基礎を確保するための最後のハードルが残されていた。これが今夏の参院選である。鳩山 -小沢体制の民主党は総選挙終了後、直ちに参院選での勝利に向けての活動を開始した。


窮地に立たされたのが悪徳ペンタゴンである。悪徳ペンタゴンは手先の走狗である検察勢力と御用メディアを総動員し て、鳩山-小沢執行部に対する総攻撃を開始した。

同時に、日本政治構造刷新を阻止するための基本戦術に大きな修正が加えられたと考えられる。

鳩山-小沢執行部を集中攻撃するとともに、鳩山-小沢の分断工作も実行された。検察審査会が鳩山氏に対しては不起訴 相当決議を示し、小沢氏に対しては起訴相当の決議が示されるように誘導工作が実行されたと考えられる。

検察審査会の決定に圧倒的な影響を与えるのは、審査補助員に選任される弁護士である。つまり、弁護士選任に際して恣 意を働かせるなら、検察審査会議決をコントロールすることは極めて容易であると考えられるのだ。

検察勢力とマスゴミを総動員して鳩山-小沢執行部を総攻撃する。同時に小沢氏と鳩山氏の分断工作も成果をあげ、鳩山 前首相は首相辞任に際して、小沢氏に極めて威力の大きい矢を放つことになった。この矢がもたらした影響が現段階では限りなく重いものになっている。

悪徳ペンタゴンの基本戦術は用意周到であった。民主党内の対米隷属勢力=市場原理主義者を結束させ、民主党内の権力 奪取=クーデターの準備を進展させ、鳩山政権総辞職と同時にこの策謀を実行した。。

他方、参院選に向けては、「偽装CHANGE勢力」の伸長を引き続き誘導する。

「悪党ペンタゴン」としては、民主党が政権を担っても、民主党自身が対米隷属勢力に支配されていれば、それで問題は ないのである。

他方、「偽装CHANGE勢力」はまぎれもなく、対米隷属勢力である。

参院選後に、対米隷属勢力が乗っ取った民主党と、対米隷属勢力である「偽装CHANGE新党」=「○○○の党」が連 立政権を樹立させれば、日本政治構造刷新の大事業は見事に阻止されることになる。

私は、民主党内に対米隷属勢力=市場原理主義勢力が存在することを警告し続けてきた。この勢力は民主党内多数を確保 していない。現状の民主党は少数勢力による民主党支配の構造に陥っている。

対米隷属勢力の民主党と「偽装CHANGE新党」による連立政権は、霞が関利権の根絶を提唱しているが、口先だけの まやかしであると考えられる。

「偽装CHANGE新党」の最高幹部の一人は、かつて行政改革を指揮できる立場にあったが、骨抜きの天下り規制しか 決定できなかった人物である。

「天下り根絶」と言いながら、「天下りあっせんの禁止」を決めるのが関の山であると考えられる。

「企業団体献金の全面禁止」もメニューに掲げられているが、実行する考えはないと思われる。「カネのために政治家に なった」典型的人物が極めて多いのが対米隷属勢力政権の大きな特徴であると見られる。

主権者国民がもっとも警戒しなければならない勢力が、民主党内対米隷属勢力=市場原理主義勢力と「偽装CHANGE 新党」であるが、現状は、主権者国民政権が「民主党内対米隷属勢力」と「偽装CHANGE新党」にまさに乗っ取られた局面である。

この二つの勢力は「対米隷属」で共通するから、郵政米営化、郵政私物化を阻止するための「郵政改革法案」握りつぶし の暴挙に進むに違いない。

この悪夢の図式を打破するには、9月の民主党代表選で、主権者国民の意思を尊重し、米国に対して言うべきことをきち んと言い通す民主党新代表をどうしても選出しなければならない。

民主党議員の多数は、主権者国民代表勢力で、対米隷属勢力は少数に過ぎない。6.2クーデターは民主党内対米隷属勢 力による民主党乗っ取りであって、主権者国民の意思を無視する暴挙を容認するわけにはいかない。

民主党代表に主権者国民の意思を尊重する人物を選出し、主権者国民の意思を代表する勢力を結集して主権者国民政権を 再樹立しなければならない。国民新党、社民党は新政権に与党として参加するべきであろう。

参院選では、対米隷属勢力の増大を絶対に阻止しなければならない。民主党は分裂選挙になるが、党自体が国民派と対米 隷属派に分裂しているのだからやむを得ない。

マスゴミは対米隷属勢力を全面支援する。マスゴミ情報はこの事情に汚染され尽くされているから、信用してはならな い。

主権者国民代表勢力を支援し、対米隷属政権を打倒しなければならない。【転載終了】


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1 コメント

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消費税は、その税収のほとんどが法人税減税の財源... (奇兵隊)
2010-06-30 22:26:52
消費税は、その税収のほとんどが法人税減税の財源や輸出戻し税の不当還付による輸出補助金に成っていて、導入当初から言われているような福祉目的には使用されていない。

また、金持ち・大企業優遇税制による税収不足を庶民層に付け回すのが消費税増税の目的。
消費税のような、利益でなく売上に課税することで赤字でも納税しなくてはならなくなり、中小零細企業は業績の回復が見込めなければ廃業以外の選択肢のない寡占化促進税制は、大企業に都合が良い。

ぬぬぬ?
緊急です!お金が足りません!消費税増税に理解を示してくれる人、募集します @消費税大増税「大談合選挙」で、国民の選択肢を奪って明るい官僚既得権社会の復活を! (<阻止せよ!)
http://interceptor.blog13.fc2.com/blog-entry-2147.html#


きまぐれな日々
「金持ち天国」の日本 ─ 「やせ我慢根性」から脱却せよ
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1085.html
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