【11月30日 AFP】オランダ・ハーグの旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷(ICTY)で29日、判事らの目前で毒とみられる液体を飲んで死亡した元クロアチア系軍事組織司令官のスロボダン・プラリヤック(Slobodan Praljak)被告について、オランダ検察は30日、遺体の検視が間もなく行われることを明らかにした。

 1992~95年のボスニア・ヘルツェゴビナ内戦での残虐行為の罪に問われていた同被告について、検察の報道官はAFPに対し、「検視はわれわれの優先事項であり、間もなく実施される」と説明。また、判決後にプラリヤック被告が口に運んだ小瓶の中から「死をもたらし得る化学製品」が見つかったと明かした。(c)AFP【転載終了】