飄(つむじ風)

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シティーバンクは日興三角合併に失敗するか?!!!

2008-01-19 07:07:46 | ニュース

見込み違いか、それともこれを際に米国炎上か?! 
<巨大な高波(記事とは無関係)>
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【引用開始】シティ、日興買収に痛手 株安・円高でコスト倍増
 
1月17日8時28分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
 
 サブプライム(高金利型)住宅ローン関連で、2007年10~12月期に235億ドル(約2兆5000億円)もの損失を計上した米シティグルー プ。日本では、三角合併を活用し日興コーディアルグループを完全子会社化する際の株式交換比率の算定期間を迎えているが、株価下落に加え、円高のダブルパ ンチで、買収コストが膨らむという痛手に見舞われている。
 
 市場には、サブプライム関連の損失はまだまだ膨らむとの見方が根強く、日興買収を柱とした対日戦略の修正に追い込まれる可能性が高まっている。
 
 1月29日に実施する三角合併のための株式交換では、日興株1株当たり1700円相当のシティ株を割り当てる。
 
 交換比率は15~17日のニューヨーク株式市場で取引されたシティの株価を加重平均し、同期間の平均為替レートで円換算し算出する。シティの株価が下落し、円高が進めば進むほど、日興株への割り当て株数が増え、負担は増大する。
 
 三角合併を発表した昨年10月はシティの株価は47ドル台、為替は1ドル=115円台で推移していた。ところが、サブプライム関連の巨額損失 で、15日には26・94ドルまで下落。為替は1ドル=106円台まで円高が進行した。昨年10月の段階では、日興株1株に対し、シティ株を0・31株に 割り当てるだけで済んだが、15日の水準では0・60株へと2倍にも増えた。
 
 シティ株が22ドルまで下落すると、両社が合意しなければ、三角合併が白紙となる契約となっている。現段階では、最悪の事態は回避できそうだが、保有する自社株を活用し、三角合併によって低コストで日興を完全子会社化するというもくろみは崩壊した。
 
 そもそも、シティがこの時期を交換比率の算定期間に設定したのは、交換日の29日を起点に1カ月前以内という条件に当てはまるためだ。ただ、当 初は、07年12月期決算発表を受け、株価が上昇すると想定し、「交換比率を少しでも有利にしたいとの思惑が働いた」(関係者)とみられており、この目算 も完全に裏目に出た。
 
 日興株主としては受け取る株数は増えるが、今後もシティ株の下落が続くとの見方は多い。シティは東証にも上場しており、日興株主が受け取った株 を即座に放出し日本のシティ株価が下落。これが米国市場へと波及し、さらに泥沼に陥る懸念もある。(佐藤克史)最終更新:1月17日8時28分
フジサンケイ ビジネスアイ【引用終了】


さらに、

【引用開始】<米シティ>1兆円規模の増資検討…サウジ王子など引き受け
 
1月12日18時55分配信 毎日新聞
 
 【ワシントン斉藤信宏】米ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は11日、米金融大手シティグループが、サウジアラビアのアルワリード王子 や中国の国家開発銀行など複数の投資家から総額80億~100億ドル(約8800億~1兆1000億円)に上る出資受け入れを検討していると報じた。シ ティは低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)の焦げ付きに伴う損失の増加で、資本増強を迫られている。
 
 アルワリード王子は既に、個人でシティの大株主になっている。ただ、追加投資しても合計持ち株比率をシティの発行済み株式の5%を下回る水準に とどめるとみられる。一方、中国の国家開発銀行は約20億ドル(約2200億円)を出資する。このほか、外国の政府系投資ファンド(SWF)が出資に応じ る可能性があるほか、米系投資ファンドを含む複数の投資家にも、追加出資を持ち掛けているという。
 
 シティは昨年11月に、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ投資庁から75億ドルの出資受け入れを決めたばかり。シティは週明けの15日に07年10~12月期決算を発表する予定だが、追加損失が150億ドル程度まで拡大する公算が大きい。
 
最終更新:1月12日18時55分【引用終了】

Gny
 NY株式市場での株価は、グラフで現在、25ドル割っている。29日に22ドル下回ると、三角合併の株式交換契約が破談になるそうだ。そうならなくても、交換シティー株は一斉に売り浴びられて、さらに降下する。

 はて?さて? この機に、米国倒産まで持って行く気かもしれない。そもそも総計50兆円超(氷山の一角)とかいうけれども、ローンそのものではない。ローン証 券という奴だ。その金は、いったいどこに行った。賭博場の金だ。
賭博場はゼロサムだから、負けた奴がいれば、買った奴がいる。併せてゼロだ。
 サブサプライローン『問題』と言うけれども、負けた奴は『問題』なのであって、勝った奴にとっては『記念』なのである。勝った奴が、操作をして、ついでに米国債務をチャラにするかもしれない。その後、北米連合だ。いい言い訳が出来る。........
<津波のような南極の氷(記事とは無関係)>
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又、こういう見解もある。

【引用開始】BenjaminFulford
January 18, 2008
このままだとアメリカ国家は今年中に破綻するでしょう
 
サブプライムローン問題は深刻であり、1929年の大恐慌以来の危機に匹敵するだろう。しかしこれはアメリカだけの危機である。アメリカは60年 間も国際社会において出来の悪いチンピラみたいに振舞ってきた。石油支配と軍事支配によって色々な国からお金を奪ってきた、今そのツケがまわってきたのだ ろう。
 
アメリカは株バブルがはじけそうになり、それを防ぐため不動産バブルを作ったが、もうこれ以上作れるバブルはない。結果的に問題を先送りにしたため、更に大きくした。
 
日本のバブルがはじけた時は、日本人同士の問題だったために解決できたが、アメリカの場合は外国からのお金に依存しているためそうはいかない。アメリカは毎年8500億ドルくらい借りないとやっていけない、対外借金が多い巨大債務国である。
 
このままだとアジア危機のように、アメリカも今年中に潰れるだろう。もし助けられたいのなら、諸外国の言うことを聞かなくてはならない。今こそアメリカに戦争を止めさせるための絶好のチャンスです。【引用終了】 


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