前回、『田母神航空幕僚長更迭に関する見解!!』に対する、
批判(コメント)が来たので、
同論文に対する再見解を書く!!
この方は、HNを忍さんというようである。これまでも再三再四(① ② ③ ④ ⑤)コメントを頂いた。別に、性悪な方ではないと思う。只、思いこみの自説で、滔々と書き込まれるので、到底議論とはならないので、懇切丁寧にあしらっておいたというのが、正直なところである。
言論の自由は、何にもまして大切である。であるから、常に公開はしてきた。今後もそうするつもりであるが、議論にならない言説は、糾弾しなければならないので、今回はきっちりと反論したい。言論は自由だが、何でも言い放しで、良し、とするわけにはいかない。それは言論ではなく雑言である。雑言を拒否する権利は投稿者にもある。
下記に転載した《》内が、件(くだん)の忍さんの拙稿『田母神航空幕僚長更迭に関する見解!!』に対するコメントである。
結論から言うと、まるっきり自説を滔々とまくし立てているに過ぎない。争点がなく、拙稿に対する理解も乏しい。只、田母神論文を批判している論点も理解していない。投稿者は論文の内容をどうこう言っているのではないことを、理解していない。田母神航空幕僚長が指揮官の身分を弁えず、私見を公然公開した責任と、政治的認知と進駐は侵略ではないという見解と、政治的認知のない見解の公開は、指揮官の職務逸脱ではないかとの矛盾をついたまでである。
そう言う見解に対し、コメントは一切論議せず、自説を百万言書いたところで、議論が噛み合うはずがなかろう。自説を滔々と書くのも、結構。それも言論である。それなら、並列議論である。批判には当たらない。批判は最低議論が噛み合ってこそ成り立つ。従って、このコメントは単なる文句を言っているに過ぎない。それも百歩譲って、許そう。しかし、争点を明らかにせず、単なる思いこみで、相手の主張を批難してはならない。それは批判でなく、批難である。
論拠を根拠を示さず、レッテルを貼ることは、卑怯な批難である。別にどんなレッテルを貼られようと、非難されようとその論拠も根拠もない単なる思いこみであるから、痛痒だにしないが、貴殿の知性を疑われることになる。それは分かる者が見たら、一目瞭然であるので、怒る気にもならないが、少々煩わしい。それも、『言論の自由』に免じて許そう。
言っておくが、田母神航空幕僚長の論文問題は、『言論の自由』の問題ではいささかもない。規律正しくあるべき軍隊の指揮統率の重要問題である。田母神とは一体何者か。現役の航空幕僚長(当時)である。幕僚長と言えば、軍隊のトップ指揮官である。軍隊は何か。日本の航空自衛隊である。航空自衛隊はどこに指揮されているか。自衛隊の統合幕僚監部である。日本の自衛隊は何に統帥されるか。内閣総理大臣である。ひいては国民である。こんなことは中学生でも分かる問題である。
昔ならば、天皇陛下である。いずれにしても統帥を無視し、指揮統率に反する私見を公的立場で公然公開することは、思想信条はともかく、軍隊のトップ指揮官としてふさわしい行動と言えないことは明らかである。それを持って、論理的にはクーデターと表現した。いささかも間違いはない。
幕僚長を定年退官した後、自説を公言することは、それこそ自由である。本来ならば、懲戒免職ものであるが、そんなことはさておいて、国会でもどこでも公言することは本来自由である。今の国是において、自説を国会において吹聴されると都合が悪いと考えるのも理解出来る。しかし、したければしたでよいし、メディアも大いに取り上げればいい話である。しかし、それをしない。それこそ、情勢を考えれば分かることである。日本は、事実上、米国の敗戦国であり、属国であり、米国隷従が事実上の実体であるからである。
政府与党は都合が悪かろうし、野党は、田母神航空幕僚長の自説に対する追求ではないから、逸脱をよしとしないのである。こんなことは、ちょっと考えれば、すぐ分かる。
さて、忍さん(君)?、多分、男性だと思うので、忍君と呼ばさせて頂こう。貴殿の自説は、概ね了解した。その自説に対し、一定の敬意は払う。しかし、同意するわけにはいかない。それは、思想信条の自由からの敬意であって、批判がないわけではない。その内容についての批判は、今回、しない。別に興味がないからである。只、自説の発言の仕方には、批判がある。
思いこみの発言は、よろしくない。論点を明らかにし、争点を明示し、論拠と根拠をはっきりすべきである。陰謀論が、陰謀論として世間から揶揄される最大の欠点は、そうした思いこみの強弁を発するところにある。そして、すぐにレッテルを貼りたがる。それは知性を拒否した手法である。そうしたコメントに一々応ずることはない。時間の無駄であるからである。
願わくば、自説に酔わず、落ち着いて書き綴ってほしい。論議を求めるならば尚のことである。これは礼儀の範疇であって、論議するには相手を意識する必要がある。只、言いたいことを相手構わず、言い放しする、書き放しするのであれば、応ずる必要を感じない。その義務もない。
よろしく!
【忍君のコメント転載】
《高い見解ではない。自ら敗戦を認めて、阿片戦争を正当化する事は、日本は、完全に負ける。歴史見解は、はっきり言って擁護しなければ、本当に米国の属国となり、奴隷の道へ走る。
何度、勉強しているのか。あの時の植民地政策を行い、奴隷政策を行った東インド会社の300人委員会の子孫が、色々とアメリカの謀略を行っている。その事実の原点を見なければならない。
思想の自由を認めるならば、航空幕僚長の責任者として答えを出さなければならないし、論文を出す必要がある。 論文そのもの見解は悪くは無い。中国こそ
阿片戦争で負けた。だから日本は、インドを救う為に兵を出した。北から非人道的な共産主義革命を起こし、社会を動乱させた。それを防衛する為に、北の制圧
が必要であった。全て自衛戦争の意味している。
しかし、このブログの著者はイスラエル支持何ども表明しているし、イスラエルの支持だから当然、テロリストの支持を表明しているしか意味がない。オバマ
大統領支持もそうでしょう。非常に危険な人物であると。大東亜戦争は当に、暴力団シオニスト国家と神の国日本との戦いであると
あなたは悪を支持し奴隷を作ろうとしている。そして、今正しい情報の収集に努力している反シオニスト「阿修羅」掲示板も表示しなくなった事に注目しよ
う。このまま、イスラエルのテロリストの悪を蔓延するでしょう。自衛隊の幕僚長になれば、あくまでも正しい真実の情報で、真の国民を守る発言をしなければ
ならない。歴史観もその一つで、正しい情報を与え警戒心を持たせる事が必要でしょう。阿修羅掲示板も書いたが、今の日本が一番危ない。何故かというと、上
の発言も同じだけど、戦わないでそのまま奴隷になるのを待っているからである。戦前は、最悪の状態でも、戦いを持って、生の道を見出す努力を行ったのであ
る。その戦前の教育を受けて、戦後の経済が発展させたんどえある。今の日本は、完全に負け根性に陥っている。相手の戦略を読んで避けようと努力しない。今
の政策である。その未来は、奴隷と虐殺の歴史であるシオニストの配下になるのである。リチャード・コシミズ氏は、イスラエルを賞賛したここのブログに、注
意を持たなければならないのに、何を勘違いしているのか。それとも工作員か。
「 この発言で本当に、問題になるのは自民党の今までの政策が問題となる。アメリカよりで、歴史を教えている今の自民党政策が問題となる。
アメリカの自作自演の911事件の真相等の究明の手立ての一つになる。正しく追求すればね。
それを暴露されては一番困るのは今の自民党であり、参議院参考人として呼んだのは、自民党と、旧社民の左翼の合併で行われている。そして、NHKにも放映されないようにさせたのである。
本来問題になるのは、政府のイラクの侵攻を許した田母神氏の幕僚長として発言である。歴史観と行っている行動の食い違いが一番大きな問題である。イラク
派兵は、侵略者を荷担している問題があると。そちらの方向に、911事件の真相、過去の欧米諸国の軍事戦略のあり方の問題を問うべきであろう。その意味
で、田母神氏の一部の歴史観は有効に働く。阿片戦争、更に奴隷貿易まで言及し、東インド会社の問題を追及すれば、イラク派兵は問題であると分かるでしょ
う。肝心な部分を発言させないで、政府見解の相違で更迭させた政府の腹を読まないと。この歴史観は、欧米諸国にとって一番の脅威であり絶対に封じ込めたい
内容であると」》【コメント転載終了】
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