飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

人間は間違いばかり起している・・・

2013-09-24 14:23:48 | ブログ

いろいろ異論はあろうが・・・
一番の間違いは、原子力発電だろう・・・
核兵器も同じだが、
同じぐらい愚かな間違いである!
何せ、コントロール仕切れない
明らかな戯れであることが証明された!

 

 明らかにダメな事を続ける事は、愚かな事である。その最たるものは、核兵器であり、その延長線の原発である。

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 いろいろ異論はあろうが、そう考えるのが正常人の感覚と考えられる。正論である。

 

 各論は、異論である。異論は、偽論である。

 

 そのそも、安全であるなら、東京湾に設置すればよいのであって、わざわざ僻地を選ぶ必要はなかろう。危険だからである。危険と分かって、設置するのは愚かな事である。

 

 それをどのような言い回しをしようとも、実体は変えられるものではない。

 

 危険というのは、爆発、放射能漏れ、そして、核廃棄物であることは論を待たない。仮に爆発等事故が起きないという前提でも、常に放射能漏れは常時発生している。セシウム・ストロンチウム等は論外としても、トリチウムは常に排水に常時出ている。数千ベクレル/㍑、あるいは合計すると数万ベクレル/㍑を超える。

 

 これらは、比較的安全と称して、容認されている。

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 従って、福島汚染水も除染後は、海洋に放出する事は既定の段取りである。今は、世論を気にして、言われていないだけである。これが通常の原発排水の実態だ。

 

 さて、そうした排水は、大海の無尽蔵の海水に紛れて検知されなくなる。天然トリチウムと区別が付かないからだ。天然トリチウムは数ベクレル/㍑に過ぎない。

 

 これらは、水と見分けが付かないが、ベータ崩壊して、中性子を放出するのは同じである。従って、海水温の上昇をもたらす。そして、解決不可能な排水問題が、予てからある。

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 現在のところ、原発には、廃棄物問題も含めて、現代人にはコントロール出来ない問題が多すぎる。ケッシュ技術か、ET技術を持ってすれば、解決可能かも知れないが、未解決問題が山程ある。危険である。

 危険であるものは、ダメである。ダメと分かっているものを設置するのは、愚かである。

 何故、愚かにも間違いを犯すのであろうか。我欲である。一部の人間の我欲に釣られて、利権構造が組まれているからだ。それが原子力マフィアである。

 エネルギー問題とは、そもそも関係がない。ウランは石油より埋蔵量ははるかに少ない。畢竟、プルトニウム生産に依拠する。そして、核兵器所有の我欲をくすぐる。プルサーマルは過渡的方法論であるが、増殖炉は完成を見ていない。

 原子力政策は、架空の失敗作である。断念すべきである。

 さて、

 とある高校生から、率直なメールを頂いた。匿名でご紹介しておこう。飯山さんも書いておられたが、自然放射能は排出される。人工放射能は、蓄積又は、予測不能の行動を取る。

 危険である。

 それを、食べて応援、買って応援など論外である。ましてや、100ベクレルだの、50ベクレルだの、1ベクレルでも危険であろう事は、正常人の感覚であろう。正論である。

 それを知らしむべからずで来た、これまでの行政策は論外である。高校生の心配は、至極真っ当である。それをどうこう反論する事は、正常な大人には出来ない。

 政治家も、官僚も正常な大人であるから、人には言えても、自分の娘には言えない理屈は良く分かっている。黄金律にまさしく反している。


   

【ある高校生からのメール(匿名)】

 

自分は、関東地方在住の高校生なのですが、
内部被爆除去に非常に興味があります。
というのも、原発事故から2年近くは
なにも心配せず疑わず「安全だ」と信じて
産地も調べずいろいろなものを食べてきたからです。
福島産の野菜もたくさん食べました。
ファーストフード店も何度も利用しました。

しかし2年経ってようやく危機感を感じ、
そこからさらに半年は情報収集を続けて、
引っ越し(離れた大学に行くこと)を決めました。

でも、今までに摂取してしまった放射性物質は
きっとかなりの量だから、
なんとかして除去したいと思っているわけです。

自分は将来、子供を産みたいです。
普通の家庭を築きたいのです。普通でいいのです。
でも、このまま放っておいたら
健康な子供を産めないかもしれない。
それどころか、そんな年になる前に
自分が死ぬかもしれません。


手遅れになる前に、
…もう手遅れかもしれないけど
少しでも改善するために、
貴方様のその情報を、ぜひ教えていただきたいのです。
どうか、どうかよろしくお願いします。【転載終了】



【転載開始】2013/09/22(日)  TV界のイチローが少~しマシになった

この番組は古舘伊知郎の評価をあげた!
「世界のクロサワ」は世界が認めた映画監督だが、同時に思想家であり、哲学者であり、予言者であった。さらに黒澤明は、その予言を映画にし、“映像哲学”として後世に残した。
アルバート・ゴアの『不都合なる真実』。あのイカにも出鱈目なタコ映画に比べれば、黒澤明こそ「ノーベル賞もの」の卓越した予言者であったことが理解できるだろう。
上の動画は必聴でR。じっくり考えながら視聴して下さい。>皆の衆

黒澤明監督の『赤富士』は、今から20年以上も前に、現在の日本の放射能まみれの現状を正確に予測した映画である。

没後15年、黒澤明監督の直筆ノートが発見された。
そのノートには、原発に対する批判が強烈な“思想”、いや“哲学”となって結晶していた。こんな↓文章もある。
人間は間違いばかり起しているのに、
これだけは絶対間違いは起さないなんて
どうして云えるだろう。
それも、もし間違ったらおしまいだと云うのに、
どうしてそんな事が云えるんだろう。

高い木に登って、自分のまたがってる木の枝を
一生懸命切っている阿呆に似ているね。

猿は火を使わない。
火は自分達の手に負えない事を知ってるからだ。
ところが、人間は核を使い出した。
それが、自分達の手に負えないとは考えないらしい。
火山の爆発が手に負えないのわかっているのに
原子力発電所の爆発ならなんとかなると思ってるのは
どうかと思うね。

「原発は安全だ」
「危険なのは操作のミスで
原発そのものに危険はない」
「絶対ミスは犯さないから問題はない」
ってぬかした奴等許せない。

原子力発電が安全だなんて云っていた奴等は、
今、どうしてやがるんだろう。
そいつ等の顔が見たいね、全く!

古舘伊知郎。なかなかEー番組をつくったな。
「イチローに馬鹿なし」という世間の期待?に見事に応えてくれた。
5963!【転載終了】
 

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