宇宙には匂いがあるらしい・・・
意外というか、
知られざる事実の一つだろう!
考えてみれば、
宇宙ステーションがある辺りは、
絶対真空ではない・・・納得!
まあ、大気圏外であることは間違いないが、地球の薄皮一枚の位地に過ぎない。そりゃあ、原子もイオンもあるだろう。地球圏内であることには間違いはないし、太陽という恒星圏内であることも又事実だ。
ひどく薄いだろうが、様々な物質が存在するはずだ。それが様々なエネルギーを吸収して、又、自らも変成して作用性を持つのだろう。
全く何もないという世界ではないのである。
ただ、その匂いが、
Space smells like seared steak, hot metal,(宇宙は焼けたステーキと熱い鉄の匂いがする)
と言うのが、実に面白くもあり、興ざめでもあり、妙に納得するところでもある・・・。
http://oka-jp.seesaa.net/article/282839862.htmlより
Space smells 宇宙の匂い
【転載開始】Space smells like seared steak, hot metal, astronauts report
Christian Science Monitor 2012.07.23
宇宙は焼けたステーキと熱い鉄の匂いがするという宇宙飛行士たちの報告
▲ 宇宙遊泳から戻った宇宙飛行士の宇宙服には匂いがつく。
宇宙遊泳から戻ってきた時に宇宙服と機材に強い匂いが染みつくことは、宇宙ステーションで任務についている飛行士たちからよく報告されていた。
そして、宇宙空間を宇宙遊泳した宇宙飛行士たちは、一貫してその「宇宙の独特な匂い」について語る。
宇宙服を着ている間は、宇宙服内のプラスティックの匂いにより外部の匂いを感じることはないが、宇宙ステーションに戻った後に宇宙服を脱ぎ、ヘルメットを取ると、彼らは強烈な匂いを嗅ぐことになる。
その宇宙の匂いは、宇宙服のスーツ、ヘルメット、手袋、そして機材すべてに染みつく。
これらの匂いは、真空の近い宇宙空間の中の原子酸素であると考えられる。原子酸素は粘着性の粒子で、それは、焼いたステーキや、あるいは熱せられた金属や、溶接の際に出る煙のような強烈な香りを持つ。
NASA での宇宙飛行士の訓練のために、地球上で「宇宙の匂いを再現する」という作業をおこなっているスティーブン・ピアース氏によると、宇宙の強烈な匂いのうちの金属的な匂いに関しては、イオンの高エネルギーの振動から出るものかもしれないと述べる。
地球では嗅いだことはなく、また、忘れることもできない宇宙の匂い
NASA の宇宙飛行士であるケビン・フォード氏は、2009年に宇宙ステーションから以下のように述べた。
「この匂いは今まで嗅いだことのない匂いです。しかし、この匂いを忘れることは決してないと思える匂いです」。
しかし、この宇宙の匂いはとても強烈なものだが、必ずしも宇宙飛行士たちは、それを嫌っているわけではない。
2003年に宇宙ステーションでの任務をおこなった宇宙飛行士のドン・ペティット氏は、 NASA のブログ上で以下ように書いている。(訳者注:上のインタビューの動画の人です)
「宇 宙空間の匂いを説明することは難しい。これと同じ匂いを持つものの比喩ができないのです。強いていえば、『チキンの料理の味がする金属の匂い』というよう な感じでしょうか。甘い金属のような感覚の匂い。溶接とデザートの甘さが混じったような匂い。それが宇宙の匂いです」。
また、ペティット飛行士は、任務から帰還した後、メディアの取材に対して、宇宙ステーション内部の匂いを次のように説明している。
「宇宙ステーションの中は、宇宙空間よりも日常的な匂いがします。半分は、機械工場のエンジンの研究所のような匂いで、もう半分は料理の際のシチューやローストビーフのような匂いを感じることができます」。【転載終了】
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