8月20日のサンケイ新聞の夕刊に大阪市内の11の公園について、民間企業に運営を託す民間活力(民活)の導入を検討しているという記事が掲載されていました。https://www.sankei.com/west/news/190820/wst1908200017-n1.html
その11公園は、中島公園(西淀川区)、十三公園(淀川区)、城北公園(旭区)、毛馬桜之宮公園(北区・都島区)、扇町公園(北区)、中之島公園(北区)、正蓮寺公園(福島区・此花区)、靭公園(西区)、真田山公園(天王寺区)、千島公園(大正区)、南港中央公園(住之江区)の公園です。この記事によると、すでに民間活力を導入されている大阪城公園は集客力が上がり、2億円以上の利益が大阪市にもたらされているそうです。この利益が公園の管理費に還元されているのかどうかは記事には掲載されていませんでした。大阪城公園は自宅から近いところにあるので、その公園の利用形態の変化は最近顕著になってきているなあと実感しています。サミットの開催時におかれていたハイビスカスの鉢植えが、サミット後にはすぐに撤去されていたことに、このハイビスカスはサミット用だけのもので、公園の利用者のためにしばらく置いておこうというのではなかったんだなあと思いました。こういった些細な利用の仕方などを垣間見ると、民活すべてがベストとは限らないことも多々あるかと想像しました。大阪市にある11の公園が、今後、民活で、今までの公園の姿と変わって行く日がすぐそこまで来ているかと思われた記事でした。