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つきのこ的徒然日記

見たこと感じたことを徒然なるままに。
わがまま自由気ままにゆったりと・・・。

「熊谷守一 生きるよろこび」展

2018-03-15 15:44:55 | 美術・芸術

昨日、月イチ会議が流れてしまい、急に時間が空いたので
東京・竹橋「東京国立近代美術館」へ行ってきました。

ポカポカ陽気でウロウロしたかったし・・・。

熊谷守一は好きな画家のひとりです。

初期から後期の作品を観たことで、、
輪郭を赤い線で区切るようになっていく様がわかりました。
根底に光と影、生と死があってのことだろうか・・・・?

久しぶりにポストカード、たくさん買っちゃいました。

実は決算時期に入っていて、ちょっといつもと違う仕事。
それに加えて、花粉症と猫アレルギー。
もう、ぐちゃぐちゃ状態。

無理はしないけど頑張る!





高千穂の夜神楽

2017-06-28 15:41:44 | 美術・芸術

先週末、国立劇場小劇場に重要無形民俗文化財「高千穂の夜神楽」を
友人と観に行ってきました。

パンフレット引用ですが
―天孫降臨や天岩戸など数多くの神話や伝説が残る宮崎県高千穂町には、
重要無形民俗文化財「高千穂の夜神楽」が伝えられています。
毎年11月から2月の時期、集落毎に夜を徹して33番の神楽を
奉納し、農作物収穫への感謝や、五穀豊穣の祈りなどを捧げます。
神楽を通じて古の人々が抱いた信仰、自然環境への感謝や畏敬の想いを
垣間見ることができるでしょう。― (以下中略)


一部「神との宴の始まり」と二部「岩戸開の物語」に分かれて公演。

舞台中央には、四方に囲んだ神殿があり、
祠とお供え物とお面が祀られ、
注連縄と様々な文様を切り透かした白紙が張り巡らされていた。

神と人とが一体になって、夜通し舞い続ける聖なる遊び「夜神楽」
一部だけの拝見でしたが、
力を拝受し、すこし清められたような気持ちになりました。
ありがたや!

前日、歩行中に高齢者運転の車に後方からいきなり当てられ、
体も気持ちも落ち込んでいたのですが、
これでお祓いできたかもしれません。
軽傷で済んで何よりではありましたが・・・。

全国津々浦々に伝承されているお神楽、
その地に行って拝見したいものですね。
独自の空気感が必ずあるはず・・・・。


追伸
4月に拝見した坂東玉三郎さんと鼓童の舞台も
備忘録として近々簡単にUPしたいと思います。








アンティークブローチ

2016-04-10 10:53:53 | 美術・芸術
1年半前から少しずつ収集しているアンティークブローチ。

これは宿り木のブローチ。



銀杏のブローチ


柊のブローチ。

3点とも1920年代フランス製、FIX(18金貼り)なのでさほど高額ではなく、
私でもぽちぽちと収集できてます。

いまは植物シリーズを集めていますが、
いずれは鳥・昆虫シリーズもと考えています。

身に付けるより眺めている方が多いですね。ふふ。




東京都庭園美術館 「アールデコ+内藤礼」

2014-12-10 12:55:55 | 美術・芸術
いつか再訪したいと思っていた東京都庭園美術館に20数年ぶりに行ってきました。

いま「アールデコ+内藤礼」開催中。

ここは建造、室内、調度品、すべてが美術品です。

フランスと日本の芸術、技術、技能、
そこに集まった人々の情熱、信頼から生まれた建造物。

素晴らしい文化遺産が東京・目黒の地に残されました。
日本の誇りです。

新館が建てられ、リニューアルした庭園美術館。












内藤礼さんの有名な作品「母体」は瀬戸内海の豊島美術館に設置されています。
ここの美術館もいつか訪れてみたい地です。

庭園美術館で見た小さな小さな人物像を点としてしか
捉えてなかった・・・・。もっと空間を感じてればよかったな・・・。








この美術館は平日は概ね写真撮影可です!




サントリー美術館「高野山の名宝」

2014-11-03 11:44:44 | 美術・芸術
ちょっと前後しますけど、美術館備忘録です。
こちらは12月7日まで開催中。

サントリー美術館

宮島・観月能へ行く数日前に、
所用でこちらにいらしてた西のブログ友をお誘いして、
六本木・サントリー美術館「高野山の名宝」へ。

快慶、運慶、他の仏師たちの仏像は、力強く威厳があり、美しくあったし、
少し怖さもあった。

人間少しは怖いものあったほうが身のためかもしれない。

西を見ている仏像、東を見ている仏像、
見る方角によって、意味があるらしい。
仏像の目には水晶が、はめ込められていて
じっくり覗きこんだけど、逆に見られていた気持ちになった。

さて、美術館鑑賞後のお楽しみは、ミュージアムグッズをあれこれ見ること。


運慶作・八大童子像「制多伽童子像」の組み飴。

この飴は大阪の姉に送ってあげた。
義兄の大手術前、ちょっとでも力になれるといいなぁと思って・・・。


ごめんなさい!
組み飴「恵喜童子像」ではなく、「制多伽童子像」でした。
訂正しました。





カスヤの森現代美術館

2014-11-01 17:40:00 | 美術・芸術
美術館備忘録です。
この展示は10月26日で終了してます。

宮島・観月能から帰った来た翌日、
友人と横須賀・カスヤの森現代美術館へ行く。

「ヨーゼフ・ボイス来日30周年記念展」

ドイツ人アーチスト、ヨーゼフ・ボイスが1984年来日した時の
プロモーションビデオは興味深く、とにかく面白かった。

ボイスファンにはたまらない作品が展示されていて、
友人は教えてくれてありがとうと喜んでくれた。

私も理解を深めるとこができたし、
人間の行う活動は労働であれ、何であれ、すべてが芸術であり、
「誰もが芸術家である」というボイスのメーセージは強烈で、
まだしばらく心に留まっています。


敷地2000坪あるこの私設美術館、
裏山には250体の羅漢像が置かれていた。
手書きの地図が可愛くて面白い。







のんびりゆったりできる美術館で、こちらで出してくれた
軽食「クロックドムッシュ」とても美味しかったし、
紅茶もポットでたっぷりとあった。

我が家から案外近いこともあり、
筍が採れる時期、必ず訪れたい美術館となりました。



人形展「ふとっちょさん」

2014-07-02 05:45:30 | 美術・芸術
粟辻早苗さんの人形展「ふとっちょさん」で元気よく、
1ヶ月ぶりの更新となります!



昨日、友人の中でも一番若い女性を誘い、展示会へ行ってきました。
  

初日のこの日、粟辻さんご本人とお会いでき、
いろいろとお話しをお伺うことが出来ました!
    
   
この壁に展示されているお人形たちが、
お嬢様の抱き人形としてスタートしたそうです。
どのお人形も形も色も個性溢れ、ウン十年の歳月を
感じさせないほど、自由で想像力に満ち溢れています!

撮影許可をいただきました。
 

 

  

六本木方面に行かれる機会がある方、ぜひお勧めです!

耳や目をおおいたくなるほど嫌なニュースが多い今日この頃の中で
元気かつ楽しくなれる作品展でした。
なんだろ?久々に女に生まれてきてよかったと思いましたね~(^^)
もう一度行ってみたいです!

7月1日(火)~7月20日(日)11:00~19:00(最終日は16時まで)
ギャラリー ル・ペイン
東京都港区西麻布3-16-28
TEL:03-3479-3843
















ほっとした日に。

2014-05-27 07:39:12 | 美術・芸術
仕事、遊びと多忙な先週でした。備忘録でも。


お稽古中のお仕舞、やっと合格をいただいた。
帰りに、た~まに立ち寄る蕎麦屋で
グラスビールともりそばで「一人乾杯」

さぁ、つぎは発表会に向けてだ。

これまで何を舞うかは、師匠が選んでくださっていたが、
次回はご自分が演りたい方を選びなさいと、
2つのお仕舞の演目をあげられた。
ひとつは拝見したことがあるが、もう一つは拝見したことがない演目。

困った!困った!
いま、いろいろと調べている最中。
次のお稽古日まで決めて、お返事しなければならない。
男舞か、中ノ舞か。

さて、ホッとしたこの日、ちょっと足をのばして、
神宮前3丁目にある「ワタリウム美術館」へ。

現在、「ルドルフ・シュタイナー展 天使の国」開催中
7月13日(日)まで


このワタリウム美術館は15,6年前に
シュタイナーの黒板画を観ににきて以来になる。

シュタイナー先生は、難解だけど面白い。

同じ時代に生き、講義を聴いてみたかった。



























美術館備忘録

2014-03-12 10:00:11 | 美術・芸術
ポチポチと美術館や能楽堂には行っているものの
ブログに載せることもなく。。。相変わらずぐ~たら。

えい!今年は備忘録だけでも!

横浜・そごう美術館へ3月10日最終日に行って来ました。
「黒田辰秋の世界 ー目利きと匠の邂逅ー」

家具、茶道具、食器類などを中心に約90点が展示。
木工技法は拭漆、朱漆、螺鈿、乾漆などで、
家具、茶道具、食器類などを中心に約90点展示。

特に目を引いたのが「朱漆四稜棗」でした。
グッ!使ってみたい!触ってみたい!

いまでは廃刊となってしまった季刊「銀花」で、
木工作家・黒田辰秋を初めて知ったのが40年以上前。
当時「日本民藝館」へ実物見にいき、眺めてきました。

人間国宝の黒田氏の作品、
川端康成、小林秀雄、武者小路実篤、志賀直哉といった文士たちに
「用の美」としてご愛用されていたのね。

また映画監督の黒澤明は別荘の家具一式を注文し、
当代の目利きとも言われていたそうな。
映画観ればわかるよ~だよね~。

約90点出品されているなか、
志賀直哉の遺品となった白タモ葡萄杢インク壺は
「銀花」に掲載されていた作品。

目福たっぷり頂きました。






1月にサントリー美術館へ。
平等院鳳凰堂 平成修理完成記念「天上の舞 飛天の美」


舞楽の天女たちに会いに行って来ました。
難しいお仕舞を習っていた時だったので、
いい力をいただけたような気分になりました。

 総合ミュージアム「インターメディアテク」

2013-04-09 10:21:50 | 美術・芸術
東京駅横に新しく出来た新ビル見学へ。



お目当ては、
日本郵便と東京大学総合研究博物館
JPタワー学術文化総合ミュージアム
「インターメディアテク」

開館時間:11:00~18:00(5月23日から木・金は20:00まで)
休館日:月曜日
入館料:無料
問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)

旧東京郵便中央郵便局舎5階層ビルの2,3階に位置し、
元々郵便集配の業務に使われていた場所です。

東京大学が明治10年開学以来、蓄積してきた学術標本や研究資料など
常設展示の他に大学における最先端科学や各種表現メディアを
各ブースごとに随時公開している。

骨格標本コーナーでは、
ミンククジラ、キリン、オキゴンドウなどデカイ動物骨格は大迫力あり!
天井が高いって、気持ちいい!

小動物のネズミ、カエル、コウモリなど骨格のシンメトリーは
引き込まれてしまうほどの美しさ。クラシカルな陳列棚も必見。

他にも剥製、鉱石、漢方薬、古代ヨーロッパのコインなどなど展示。
まさしく「学術文化財」の宝庫です。

旧東京郵便中央郵便局は、昭和初期モダニズムとして
歴史的文化財と評され、建て壊しにストップがかかり、
ニュースにもなった。

この建物の骨組みとなる六角形の柱、古い鋼鉄製窓枠、
木製床材も一部保存。真鍮の取っ手や蝶番も展示していた。

日本の歴史的遺産が消滅されなくてよかったと
当時の大臣に感謝したくなった。

  
「KITTE」