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つきのこ的徒然日記

見たこと感じたことを徒然なるままに。
わがまま自由気ままにゆったりと・・・。

「やかん」展に行って来ました。

2013-01-30 16:31:30 | 美術・芸術



粟辻早重のコレクション「やかん」展へ行って参りました。

粟辻さんのブログ「ふくよかさんがいく」は、
ginsuisenさんつながりで知り合いになった方です。

どの「やかん」も、いいところに貰われていき、
そしてこよなく愛され、可愛がってもらっているのが
十分に伝わってきました。

PCの向こうで見ていた「やかん」たちを実際見れ、
嬉しくほっこりと幸せな気分になれました。
私がファンになった「やかん」さんも見れた!いい水色だったわぁ!

大好評で延長になり、2月6日まで展示しています。
お近くに用事があったら、ぜひ足を運んでほしいなぁと思います。

ギャラリーMITATE(11:00~19:00)
港区西麻布3-16-28
TEL03-3479-3842

ふたりで 

2012-03-05 11:27:30 | 美術・芸術
昨日家人と二人で外出しました。

まず、前から行ってみたかった東京・白金台の「畠山記念館」へ。

「畠山即翁の茶会ー光悦雪峯茶碗を中心にー」
即翁70歳を祝う茶会に登場した名物道具を紹介。

本阿弥光悦作の赤茶碗「雪峯」は、ガラス越しですが、
ぽっちゃりと福々しい茶碗。風格ありましたねぇ!
お釜は「天命平釜」、これがまたふっくらとしたすごくいい形でして、
惹きつけられました。

鑑賞後、係の方にお願いしてお抹茶(干菓子付き)をいただきました。
(展示室にて随時受け付けています)
今頃後悔、義母にきちんとお点前教えていただければよかった!!
家人のほうが上手かった。

この記念館は靴を脱いて、スリッパにはきかえて
2階展示室を観るようになっています。
そう広くないスペース、まばらな観客でしたが、
いいものをじっくり堪能するには
私にちょうどよかったと思います。

実に格調高く、いやみのない茶道具ばかりでした。
庭内には4,5つの茶室があり、風情のある蹲がいくつかありました。
写真投稿できないのが実に残念です。

その後、南青山・銕仙会で開催中の
「羅双樹木綿布展」へ。

写真はyukidama さんのブログから、ご覧下さい。
いい手触り、いい色合い、久しぶりに良い布たちを拝見しました。

こちらでもお抹茶を出していただき、作品をみながら一服。
贅沢な時間を過ごせました。
えぇ、、、(^^;)
ストールをお持ち帰りしちゃいました。(端の処理で後日郵送)

この日、銕仙会2階では早稲田大学観世会の発表会があり、
4階で作品見ていても、2階からの謡や足拍子が聴こえて来ると
居ても立ってもいられない気分になりました。

作品をみ終わったあと、予定外でしたが
学生さんたちのお仕舞や舞囃子を観ることに。
日本の伝統芸能を若い子たちが一生懸命披露している姿に
元気をいただきましたね。

3月とは言え、とても寒い日でしたが、
珍しくいい一日を過ごせました。
明日もがんばろうっと!そう、がんばれる!












展示会いろいろ

2011-05-23 16:42:41 | 美術・芸術

「駒田佐久子染色展」
5月20日から5月25日まで。
原宿のGallery Concept 21(03-3406-0466)で開催中。

4年ほど前、この方の型染め作品を初めて拝見しました。
澤地久枝さんは彼女の作品の帯のファンらしいです。

お稽古の帰りにでも観に行こうと思います。



(菅原匠 藍染とやきもの展」(03-3567-1211)
6月1日から7日まで。
銀座松屋7階画廊

毎年銀座松屋で開催。
この方いつも手書きで住所名前を書いて送ってくれます。
科布は奥様が織られているそうです。
伊豆大島に工房を持っています。
いつか見学に行きたいなぁ・・・。

腰痛もかなり改善されてきました。
そろそろ藍染め、始めようかな・・・。
白地の帯揚げ、注文しなくちゃ!

ずっとコメント無しですが、
もう少し元気になったら再開します。
またみなさまのところにも遊びに参りますね。
よろしくお願い致します。

ここ2,3日は気流の関係で関東関西まで
放射能が飛散しています。
くれぐれも気をつけてください。

ギックリ腰

2011-05-15 10:27:25 | 美術・芸術
みなさま、こんにちは、久しぶりの更新です。

ギックリ腰とやらになりました。
それでも先日、お仕舞のお稽古に行ってきました。
自宅練習でこれはいけると判断したからです。
舞っているときは、痛みがほとんどないんですね。
師匠も気がつかなかったほど。(後で驚かれていました!)
これを整体の先生にいうとそれは体が正しい動きをしているとのこと。

行き来するには大変でしたが、
そろそろ秋の発表会に向けて準備もありますし、
ど根性丸出しで頑張りました。もっとうまくなりたいですもの!!


本日は文化・芸術の香りでも。

「少数民族の藍」―中国西南部とタイ北部ー
期間は3月17日~6月18日まで。ただし木・金・土のみ(10時から17時まで)
IWATATE FOLK TEXTILE MUSEUM 東京・自由が丘にあります。
TEL03-3718-2461
ご興味お時間のある方はどうぞ行かれてみてください。



一時期、中国少数民族の衣装の端切れをコレクションしてました。


中国・苗族の衣装の一部を額装しました。


精密な刺繍、自由な模様、ずっと見ていても飽きません。


また大きな地震(余震)がくるかもしれません。
みなさま、くれぐれも気をつけてください。





杯洗(はいせん)

2011-02-17 08:18:33 | 美術・芸術
にわかに忙しくなってきて、更新も滞りがちになってきています。
そう、また決算の時期がやってきました。
重なるときは重なるもので、家の雑事も増えてきています。

でも必要とされているうちは、まだ華なのかもしれません。

若い時に収集した骨董の中で、杯洗(はいせん)をご紹介します。
杯洗とは、盃洗とも書き、
酒宴の席で、人に酒をさす前に杯をすすぐ器。杯洗いのことです。

ブログ友のチーちゃんが、先日、コメントで気になる~と
おっしゃって下さり、ならば!と思いアップしました(笑)

2点とも長崎で購入したものです。
時代は江戸後期と言われたけど
(骨董屋のいうことはどこまで信じればわかんないですが)
まぁ気に入ったから、お持ち帰りしました。






これ(↓)は今、玄関において、鍵と判子入れに使っています。
実家ちかくの郵便局のおじさんが教えてくれて、
その家まで訪ねてお持ち帰りしました。
どうやら、骨董店に出す前の段階らしかったです。
時代とかよく聞かなかったけど、気に入ればいいのです!




もちろん、2点とも値段交渉して、値切りましたよ~~(^^;)


みなさまのところに遊びにいく機会が少なくなり、更新も遅くなりますが、
どうぞこれからもよろしくお願い致しますね。

仕事がんばるぞ!!
たまには遊びも(笑)!!



アルブレヒト・デューラー版画・素描展を観に。

2011-01-31 13:46:28 | 美術・芸術

― アルブレヒト・デューラー版画・素描展 宗教/肖像/自然 ―

すでに終わってしまった情報ですが、
上野・国立西洋美術展へお稽古の帰りに行ってきました。

油絵より素描や水彩など、スッとしてサラッとした感じ
(変な表現ですね、完全にボキャブラリー不足^^;)
の絵画に惹かれます。

パウル・クレーの「天使シリーズ」や藤田嗣治の「猫十態シリーズ」は
私にとって、もうヨダレものです。
もちろん日本画も大好きです。

時間ギリギリになってしまい、ゆっくりと見ることが出来なくて残念。

ここからは、素人の拙い感想になります。
さっと飛ばしてくださいね。

3つの章に区分けされていました。

第1章「宗教」
聖書の中の物語が丁寧に丁寧に描かれていました。
なぜか受難節が多いなとおもっていたら、
デューラーは「キリストの受難を描く」ことを
ライフワークにしてたらしい。なぜだろう?

第2章は「肖像」、第3章「自然」
写真がなかった時代に、肖像画や
自然の事物や現象を描き残すは、
後世の人たちへの、大きな贈り物となったと思う。
精密な線画は気が遠くなりそうな作業だったに違いない。

人として、画家として、
後世の人間に伝えたい彼のメッセージは何だったんだろう・・・?
想いを500年前に向けながら、
夕刻のラッシュの中、帰宅しました。



誕生日には少し早いけど、会社の仲間からお花のプレゼントを頂いた。
嬉しいです^^








根津美術館を訪ねて

2010-06-12 20:00:00 | 美術・芸術
京からいらしたブログ友と南青山・根津美術館へ行ってまいりました。
「能面の心・装束の華」17,8世紀に作られた作品が主に展示。

面の善し悪しはよくわかりませんが、
演者がつけて能舞台に立った時に、
体温が伝わり、生きたものとなるんでしょうか・・・。
展示されている中でも、敦盛で使われる「十六」の面が名残惜しく、
離れがたい気持ちになりました。


この写真は2月に行ったときに、
携帯で撮ったもの。

       
       ファショナブルな建物が並ぶ表参道から
       西麻布へ下る途中にある根津美術館。
       大都会の中に、こんな広大な庭園があるなんて、
       奇跡に近いかもです。
       雨上がりのこの日、石はしっとりと濡れ、
       木々たちは青々としていて
       散策するには絶好でした。


この庭園の池はどのくらいの広さがあるのでしょう?
他にも池に浮かんだ舟のお茶室がありましたが、写真は失念。
 
       
       まさしく木漏れ日。



 根津美術館近くにある英国骨董おおはらにも寄りました。
 このお店、少し空気の流れをよくした方がいいかも。
 帯留めにするのにいいブローチがあったけど高かった。



          
久しぶりに着物を着て外出。
よく見えてませんが、帯揚げは3,4年前にサフランで染めたもの。
着物は薩摩絣(木綿なのでシワっぽいなぁ)、
帯は帯屋捨松、帯留め(サンゴ石)は友人からの手作りプレゼント。


着物大好きな京の友と二人して着物姿で歩いた表参道。
疲れるより、元気になって帰宅しました。
5月は体調が思わしくなく、せめて月イチは着物を着ようと
思っていたけど、5月は実行できませんでした。トホ・・・。
これから暑くなりますが、その分
夏にはもっと着る機会を増やしたいと思っております。




「パウル・クレー 東洋への夢」展

2009-10-20 08:22:13 | 美術・芸術


宮島から帰ってから2日後の土曜日に、
横須賀美術館まで行ってきました。
18日までだったとわかり、ちょっとあわてました。

大好きな画家の一人、パウル・クレーが
浮世絵の影響をどのような形で
受けていたのか知りたかったから。

私は彼が線描で描いた天使シリーズが大好きです。
ポストカードを見つけては、せっせと集めています。

それにしてもここ横須賀美術館は、
いい環境のなかに建てられていますね。
目の前は海、後ろは山。
バスで来る途中、走水という海岸を通りますが、ちょっと失敗。
海岸沿いの席に座るの忘れてた。
帰りは暗くてよく見えなかったし・・・・。

専門家ではないのでうまく書けませんが、
線描家として頭角を現わしつつ初期の作品も見れ、
パウル・クレーが6,7歳の頃に書いた漫画も見てきました。
まさしく線の誕生というか原点を垣間見れました。

中期以降の作品は点数的に少なかったけど、
独自の線描と美しい色彩の調和のとれた作品の数々は
まさしく眼福でした。

今度はこの美術館のレストランで、陽が沈んでいくのを見ながら
ゆっくりとお食事したいものです。
ほんとにいいロケーションです!!


寿ぎと幽玄の美 「国宝 雪松図と能面」

2009-01-17 10:51:36 | 美術・芸術

日本橋にある三井記念美術館に友人と行ってきました。

この美術館は初めて。
さほど広くないけど重厚な作りです。

ガラス越しとはいえ、重要文化財の面ばかり。
近くで見れてうれしかった!
能面が54面もあり、それは見ごたえ充分でした。

翁の面は、白式尉、黒式尉、共にいい面相ばかりです。
見るほうも不思議と笑みがこぼれてきます。

女の面は、横から見たり下から覗き込んだり
あらゆる角度から見ました。
年齢順に並べられています。
判っていたけど、段々凄みが増していきますね。女面って!
人も少なくゆったりと見ることができてよかったです。

説明書にどの曲に使われるか書いてあり、
拝見したことがある能を思い出しました。

やはり面は、能楽師がつけて、能舞台で謡い舞う。
お囃子がいて、地謡がいて、見所があって、
素晴らしい空間が生み出されていく。
それでこそ生きてくるものではないかと思いました。

小面(花の小面)と孫次郎(おもかげ)、それはそれは美しかった。
室町時代に作られたこの面は、
いったいどれだけの能楽師がつけたことなのでしょう。
でも、もう現代の能舞台では一生見られない。
う~~ん、宝の持ち腐れ!

絵画は少なかったですが、お正月に毎年展示される、
丸山応挙の「国宝 雪松図」は必見の価値ありです。

余白の美としての雪の描がかれ方は見事!

毎年お正月に拝見しに来たいと思いました。











「インド料理」と「ピカソ展」

2008-12-07 12:38:30 | 美術・芸術


先日、国立新美術館に「ピカソ展」を見に行って来ました。

その前に腹ごしらえ、
東京ミッドタウン内の高級インド料理店 
「NIRVANA New York 」でランチをしました。
久しぶりに夫と二人でお出かけです。

ブッフェ形式だとどうも食べ過ぎてしまいますね^^;

若い頃、1年余りをかけてインド一周旅行したり、、
その後もたびたびインドに行っていた夫いわく、
どんなに安いレストランでも、
本場のほうが美味しい。
私も過去2回ほど夫に連れられてインドには
旅行してきましたが、やはり同意見でした。
上品過ぎる味付け、
インド料理独特の香辛料がいまいち←あくまでも好みですけど。

余談ですが、
私たち夫婦は昔ムンバイで、
タージマハールホテルに行った事があります。
飛行機乗り換えにかなり時間があったので観光しました。
いつか泊まりたいホテルのひとつになったほど、
豪華ですてきなホテル。
文化財になりうるほどの立派で歴史ある建造物が、
先日のテロ事件で一部とはいえ破壊されたことは
本当に残念で仕方ありません。

さてさて、重くなったお腹を抱えて
「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」へ

別会場のサントリー美術館では
「巨匠ピカソ 魂のポートレート」が同時開催中、
これには時間も気力もなく行きませんでした。

やはり20世紀を代表する画家ピカソの絵画に
圧倒されっぱなしでした。

-初期の「青の時代」から「バラ色の時代」そしてキュピスムを経て
 新古典主義、シューレアリズムにいたる作風の変化に加え、
 パピエ・コレ、タブロー=レリーフ、アサンブラージュなど 、
 さまざまな素材と技法の可能性の探求を紹介します。
 ピカソに霊感を与えた女性たちを描いた作品も数多く含まれ、
 愛するここと芸術的創造とが分かちがたく結びついていた、
 波乱に満ちた生涯が浮き彫りになります-(図録 あいさつ文から)

個人的にはキュビスムにいこうとする一歩手前あたりの
絵画がとても好きでした。

大小の絵画に限らず、ピカソからみなぎってくる強い力を
感じとることができ、元気になるためにいって大正解でした!

あれ?どこかで見た有名人? 2,3人ほどピカソ展にいらしてました。
ミーハーですね^^;



六本木のクリスマスイルミネーション。
こんな風景いつごろ見たのだろう・・・?
ホント久しぶりでした!