長周新聞(紙版)に「山本太郎、首相に直談判」という記事が掲載されていました。れいわ新選組代表の山本太郎参議院議員が、6日の参院予算委員会で質問に立ち、元日の地震と9月の豪雨で被災した能登半島に豪雪の季節が訪れる前に自衛隊を投入して民有地の土砂撤去を加速させることを石破首相に直接求めた、というものです。長周新聞の12月13日号に、質疑の要旨に被災地の写真も加え、多くの字数を割いて詳細に伝えています。月々1,500円、ご購読をお勧めします。
私の住んでいる所は、石破首相の「地元」とする場所に近いので、応援の意味で軍事オタクの首相ならではのアイデアとして、能登半島地震の被災者救援のために、自衛隊の人員と装備(空母とか輸送ヘリとか)を使って大規模に、集中して作業を展開し、半島という地方中の地方である能登の被災者のために早期復興の陣頭指揮を執ったらどうかと書きました。しかし、「地方再生」に力を入れていると言う割には、能登で何も具体的なことがなされる訳でもなく、未だに瓦礫に溢れる中に被災者を放置して、いつもの自民党議員しぐさ(手のひら返し、ぶれまくり)の石破首相を見ていると、口だけで中身のない、まんま二世議員の悪いところを見ているようです。
とはいえ、首相は忙しいもので、首相になったばかりだから大目に見てやれという意見もあります。そうかと思いつつ、一方で地方にこだわりがあるというのが売りなならば、その得意分野で個性を発揮するのが支持を得るための近道というものではないかと歯がゆい思いがします。今の首相を見ていると、助けてあげたい気持ちになってしまいます。クリスチャンなのに、神社で出陣式をしたりと、本人も誰でも助けて欲しいと思っているに違いありません。色々と忙しいというのは、誰でも一緒です。まずは、国内の地方中の地方で一番困っている被災者を救済し、一日も早く安心して暮らせるようにすることです。それが日本全体の安心にもつながるはずだからです。やっとのことで自分のライフワークをやれる立場になったんだから。やれば。