明日４月２３日（日）は、主日礼拝です。午前１０時３０分から礼拝が始まります。メッセージは「復活とは何か」、賛美歌は「地よ、声たかく」、「全ての民よ、よろこべ」です。感染症に留意して礼拝を行っています。ご理解の上、ご出席ください。礼拝後は、２０２３年度の定期教会総会があります。
「愛は死なない」 ルカによる福音書 ２４章１３～３５節
二人の弟子がエマオへと向かって歩いていました。その道すがら、復活されたイエスさんが二人に近づいて一緒に歩き始めました。しかし、二人はそれがイエスさんだとは気がつきませんでした。二人の弟子は、イエスさんが十字架で死んだので、全てが終わったと考え、死んだような目になって意気消沈していたのでした。
弟子たちは、イエスさんの死をもって、イエスさんが宣べ伝えられた愛の教えも死んでしまったと考えていました。愛を宣べ伝えるのはイエスさんの役目で、自分たちにはそんな力量などないと考えていたのです。そのような考えを持つ弟子たちのために、イエスさんは愛とは教えることではなく、足を洗うようなことなのだと「洗足」を通して予め伝えていました。
足を洗うことは、しようと思えば誰でもできることです。ただ、それが面倒なので人任せにしているだけなのです。イエスさんの復活は、イエスさんの教えた愛が決して死なないことを現しています。同時に、人に愛を宣べ伝えることに尻込みしていた弟子たちが、復活のイエスさんに励まされ、人に仕えるという方法でイエスさんの教えた愛を宣べ伝え始めたという出来事なのです。
