「耕助のブログ」のご紹介です。
今回の中国に関する記事を読んで、自分の身の回りのことを改めて考えさせられました。それは、昨今の少子高齢化や過疎の状況について、地方の若者には「地方学」なるものを学ぶことが必須なのではないかと思いました。
「地方学」なるものとは、地方が抱えている様々な問題についてタブー視をせず議論し、検討し、解決への方法を考えるという学びのことです。それを、地方に生きる若者自身が学び、その頭脳をもってそれぞれの地域で行うべきビジョンを持ち、それぞれの地方に帰ってスキルを発揮することができれば、明るい未来が創造できるというものではないでしょうか。
よく選挙の際、「この町を明るくしたい」というようなスローガンをよく耳にします。しかし、具体策のない単なるかけ声であったり、利権を追求するために担いだ軽い神輿のような議員に町の未来を期待する方が間違っているというものです。地方をそのような程度の理解しかできず、面倒くさいことはタブー視するばかりであったなら、どう町を明るくできるというのでしょうか。
今後、「地方学」なるものを学んだ若者を地方議員として選び、議会の多数を占めるようになれば、同様に役場の職員も「地方学」なるものを学んだ若者が多数を占めるようになれば、それこそ全議員が、全職員がそうなれば、5年後、10年後の町の未来がどうなるのかを誰でもがイメージすることが可能になるのではないかと思わされました。
「でんでん」とか「みぞゆう」とか誤読するような議員に、何が期待できるかということです。