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融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

明日は礼拝です

2022年07月02日 | 礼拝のご案内

 明日7月3日(日)は、主日礼拝です。午前9時からの教会学校は、お休みしています。午前10時30分から礼拝が始まります。メッセージの題は「愛を説く者の心得」、賛美歌は「わが行く道」、「ほめたたえよう」です。感染症対策をして礼拝を守っています。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。

 暑い日が続いています。どうかご自愛ください。節電したらポイントあげると言われてますが、それが政策なのでしょうか?

 給料は上がらず、物価だけが上がっているので消費税とかガソリン税とか何とかならないかという国民の声に対し、消費税を下げたら年金を3割下げるという自民党幹事長の発言が物議を醸しています。鬼ですか?

 消費税を下げたら、どこかを節約するために様々な政策協議をするものですが、真っ先に出た発言が「年金を3割減らす」です。この発言が全てを物語っているのですが、その意図するところが理解できますでしょうか?

 参議院選挙が近づいています。自分の頭で考えて、投票することが社会人としての責任ではないかと思います。

 


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「愛を説く者の痛み」

2022年07月02日 | 聖書のお話

「愛を説く者の痛み」 使徒言行録 16章16~24節

 聖書は、当時のローマ社会に自由人と奴隷がいたことを伝えています。パウロは、占いの霊に取り憑かれている女奴隷に出会い、彼女に取り憑いていた霊を追い出しました。ところが、この女奴隷の主人たちは、占いによって金儲けの望みがなくなってしまったことを知り、パウロとシラスを捕らえて役人に引き渡し、役人は二人の衣服をはぎ取り、鞭で打ち、投獄しました。

 パウロとシラスが鞭で打たれて投獄されたきっかけは、女奴隷に取り憑いていた占いの霊を追い出したためです。しかし、本当の理由は「この者たちはユダヤ人で、わたしたちの町を混乱させております。ローマ帝国の市民であるわたしたちが受け入れることも、実行することも許されない風習を宣伝しております。」という訴えのように、二人が宣べ伝えていた教えに原因がありました。

 パウロとシラスは、ローマの人々に神さまの愛の教えを宣べ伝えていました。その愛の教えは、社会の有り様を根底から問い直すものでした。二人はローマの市民権を持っていましたので、裁判も受けずに鞭で打たれたり、投獄されることのない立場でした。けれども、神さまの愛による社会の変革を望んでいたので、鞭打ちや投獄といった痛みも受け入れ、忍耐強く愛を説き続けました。

 


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