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融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

今日は、但馬デイ、兵庫県南部大地震を覚えての礼拝でした。

2020年01月12日 | 日記

 今日12日(日)は、但馬デイ、兵庫県南部大地震を覚えての礼拝でした。昨日のエントリーの際、疲れていて、今日の但馬デイと兵庫県南部大地震を覚えての礼拝についてのインフォメーションを失念してしまいました。

 但馬デイって何?と思われるかも知れません。但馬デイとは、但馬地区の諸教会を覚えて共に連帯する思いを新たにする日というようなイメージです。同時に、2017年に香住教会の小林拓哉師急逝に際し、お母さんの小林よう子師のご献金も大きな原資にして立ち上げられた但馬地区伝道協力特別資金への理解と献金の呼びかけを行うことをしています。

 兵庫県南部大地震を覚えての礼拝では、地震の時に西宮にお住まいだった当教会の石田師の娘さんが、被災されて天に召されたことを覚えて祈りを合わせました。よく、亡くなった方のことは早く忘れて、前を向いて歩みなさいと言う人がいます。色々な考え方を否定するつもりはありませんが、私は痛みの経験は忘れてはならないものだと思っています。

 痛みの経験は、悲しくて辛いことかも知れません。だからといって、その痛みを忘れて前に歩むとしたならば、同じ過ちを繰り返すだけの未来を迎えてしまうのではないかと思っています。痛みの経験があるからこそ、同じ痛みを味わうことのないように心備えをしたり、対策を講じることへの動機になるものではないでしょうか。痛みは、人間を成長させる肥やしでもあると思います。

 

 


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