本日、住民交流学習会「第２回人権講座」が午後７時３０分より文化会館で行われました。今回のテーマは、「高齢問題」です。始めに、アニメドラマ「夢のつづき」を見て、二つのグループに分かれて話し合いを行い、終わりの町の人権啓発委員の田邊忠司さんのお話をお聞きしました。
感想ですが、「高齢問題」というと、高齢者という個別の問題と受け止めがちですが、社会全体の問題、人と人との関わりの問題であると考えさせられました。老いも若きも、色々な意味で「ゆとり」があれば、人間関係もうまく行くのではないかと思います。一方で、それを支える社会が、しっかりとした人権意識をもっていないと、個々人から「ゆとり」を奪い、殺伐とした人間関係しかできなくなってしまうのではないかと思います。戦争への道というのは、その最たるものだと思います。戦争になったら、「高齢問題」どころか人権、人の命が尊ばれなくなってしまいます。社会が、政治が、戦争へと進まないようにと私は願います。
