本の出版などに関わるお仕事をしている知人から,
かなり前に頂いたモノ。
「子どものうちから知っておきたい
西洋美術を築いた画家 20人の生涯」
(チャーリー・エアーズ【著】 木島俊介【日本語版監修】
伊藤已令【訳】:ランダムハウス講談社)
でござる。
ちなみにあちきは,こっちの表紙の方が好き。
年に1度か2度しか合わない知人でござるが,
わざわざ持ってきてくださった訳よ。
嬉しいでござるよね。
しかも,この本,かなりよくできている。
あちき,大学に入って初めて
詳しく西洋美術史を学んだのござるが,
コレがもう情けないの無知で。
じぇんじぇん知らないの芸術家の名前や歴史を!
レオナルド(熊じゃないよ)さんくらいみんな知っているわけよね。
あ,そうそう,子供の頃から楽しく,
簡単に分かりやすく美術史や芸術家について学べたら
あちきみたいにはなっていないのよね。
芸術家のまつわるエピソード,
え~っ!って驚かされるような事実。
それからね,語り口が,なんか映画の1シーンみたいなの。
「さわやかな秋の日,ティツィアーノは滞在先のドイツ,
アウグスブルグにあるフッガー宮殿の部屋を歩いています。
故国ヴェネチアへむけて,
長旅にそなえた帰り支度がもうすぐ整います・・・」
なんか引き込まれる書き出しでござろう?
そうして,芸術家の人生やエピソード,
有名な作品について分かりやすく説明するわけでござるよ。
これ,もう買いよ買い!
って,あちきは頂いたのでござるがね・・・。