花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

四半世紀前の想い出 -その2- (ロンドン-1)

2013年02月15日 20時02分21秒 | 旅の想い出
序文でも申し上げましたように、私達夫婦は結婚30周年を祝って「ヨーロッパ 10日間に旅」に参加しヨーロッパを旅しました。もう四半世紀も前の事になりますが、当時を懐かしく振り返ってみようと思います。



1987年4月24日9:00に大阪空港を発ち、東京→シンガポール→マレ(モルジブ)→バーレーン→ウイーン→アムステルダムを経由して、ロンドンには25日14:00(現地時間)に到着しました。今でもこんなルートはあるのでしょうか? 長い長い空の旅でした。



ロンドンの空港に着くと、直ぐにバスに乗り込み市内観光へと向かいました。皆さん長旅の疲れも見せず右に左に移り変わる車窓を眺めていました。( 大型バスにツアー客21名と添乗員・ガイドを加えても23名、やや贅沢に席を移動できました。)



郊外の沿道には沢山の民家が立ち並んでいましたが、思ったより敷地が狭いのと、煙突がやけに多いのが印象的でした。そして、つい映画「メリー・ポピンズ」の中で唄われていた「♪チンチムニー チンチムニー チンチームニー♪」の歌を思い出しました。こんなに煙突が多いと煙突掃除屋さんも成り立つ訳だと・・・



ロンドン市内に入るとあの有名な2階建のバスにも出会いました。この2階建のオープンカーは、昨年ロンドンオリンピックに参加した選手達の凱旋パレードに使われたのと同じ物のようです。そう言えば昨年秋には広島サンフレッチェの優勝パレードの際にもこれを見ました。



市内観光で先ず最初に向かったのは、エリザベス女王のロンドンの公邸でもあるバッキンガム宮殿でした。当初の予定では前の広場を散策するだけだったのですが、ここで最も有名なのは「衛兵の交代式」なので、明日出直す事になりました。皆さんの声なき声を感じ取った添乗員とガイドさんの英断(?)でした。



これは「ビッグ・ベン」、ご存知のようにウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)の時計台です。ここではバスから降りて周辺を散策しましたが、「ビッグ・ベン」は余り近くから見上げて首が疲れました。やはりここは対岸の橋の袂から見るのがベストの様です。



これはウエストミンスター寺院です。エリザベス女王の戴冠式も行われた所です。



この一団が、今回一緒に旅をしたツアーの皆さんです。



ここは確か大英博物館です。見て廻ったら丸一日でも足らないでしょうが、今回は車窓から眺めるだけでした。この他にもセントポール寺院にも寄りました。


これはテムズ川の対岸から眺めたロンドン塔です。1078年に征服王ウイリアムによって要塞兼宮殿として建造された物のようですが、その後「血塗られたロンドン塔」とも言われ、明るいイメージはありません。



市内見学の最後にはテムズ川に架かるタワーブリッジでした。

今夜は「英国エリザベス朝ハットフィールド宮殿晩餐会」に出席する為、ここらで市内観光は終わりとなりました。 これからホテルに帰って正装に着替えて出掛ける事になっています。 その「晩餐会」の様子は、また次回にお話し致します。

お願い:カメラの時差修正を忘れていましたので、写真の日時は無視してください。



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2 コメント

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拝見できて、とても嬉しいです (F'Track)
2013-02-15 20:41:32
懐かしい英国の景色、思わず25年前の情景がまぶたに浮かんできました。その記憶と今回の各地の写真は当然のことながら全く一致していました。記憶と記録写真を付き合わせる事は何と心を揺さぶる事でしょう。以前私のブログで書きましたが、その時我々が行っていた記録写真はただの一枚を除いて手元には全く残っていません。今となっては花咲爺さんがお撮りになった記録写真を拝見できるのが唯一の楽しみです。書籍等で見る写真からは、そのような感動は決して得られませんでした。
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Re:拝見できて、とても嬉しいです (花咲爺さん)
2013-02-15 21:03:00
小学生の作文のような文章でお恥ずかしく思います。また写真も一度サービス版にプリントした物を、カメラで撮り直して拡大している訳ですから、鑑賞に絶えられません。
でも皆様の記憶を呼び戻す切っ掛けにでもなればと、今後も続けてまいりますので、どうかご笑覧下さい。
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