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Pretenderの備忘録

十八世中村勘三郎十三回忌追善 猿若祭二月大歌舞伎

2024-02-21 19:28:54 | 歌舞伎
勘三郎の十三回忌、そんなになるか。。。
野崎村、鶴松が健闘。鶴松にお光をということで、久松は七之助が付き合ったか。ここも抜擢でも良かった。
釣り女、緩い中幕。。。
籠釣瓶、勘九郎はちょっと線が細いのではと思っていたが、それを逆手に取った狂気がうまく出ていた。七之助の八つ橋もしっかり。松緑の権八もなかなか。仁左衛門は、勘三郎と玉三郎の時のまま若々しく演じる。これを隼人ができるまでには時間がかかりそう。後の候補は松也か。
勘三郎の追善ではあったが、野崎村、籠釣瓶と、福助もたびたび演じており、失ったものの大きさを改めて感じた。

一、新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)
野崎村

久作娘お光 
丁稚久松
油屋娘お染
百姓久作
後家お常

鶴松
七之助
児太郎
彌十郎
東蔵

河竹黙阿弥 作
二、釣女(つりおんな)

太郎冠者 
大名某
上臈
醜女
獅童
萬太郎
新悟
芝翫

三世河竹新七 作
三、籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)
序幕
大詰
吉原仲之町見染の場より
立花屋二階の場まで

佐野次郎左衛門
兵庫屋八ツ橋
兵庫屋九重
下男治六
兵庫屋七越
兵庫屋初菊
遣手お辰
女中お咲
若い者与助
絹商人丈助
絹商人丹兵衛
釣鐘権八
立花屋女房おきつ 
立花屋長兵衛
繁山栄之丞
勘九郎
七之助
児太郎
橋之助
芝のぶ
鶴松
歌女之丞
梅花
吉之丞
桂三
片岡亀蔵
松緑
時蔵
歌六
仁左衛門
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南海トラフ地震の真実

2024-02-20 18:05:20 | 読書
小沢慧一著 東京新聞2023

新聞記者が、南海トラフ地震の発生確率の議論に疑問を持ち、取材を重ねていく。そこから炙り出されたのは、科学ではなく、行政の恣意。科学者の怠慢ともいえるし、科学者の確信犯で予算を取るというのもある。ただ、科学者としての良心から、声を上げる学者も出てきた。これを読んで思うのは、首都直下地震の計算はどうなのか?地震学の問題にとどまらず、コロナの時ももやもやした。科学と社会、行政の問題はきちんと監視していかないといけないと思う。倫理と哲学がベースになろう。
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特捜検察の正体

2024-02-18 12:00:50 | 読書
弘中惇一郎著 講談社現代新書2023

著者の弁護士としての活動の経験より、特捜検察が事件を作っていくプロセスを20項目の手口として紹介。特捜にとっては目の上のたんこぶだろう。マスコミにも是非読んで、対策を考えてほしい。巨悪は眠らせないが、冤罪はだめだ。
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宮田大 Dai-versity 第2回 映画音楽と作曲家たち

2024-02-17 21:21:39 | 音楽 Classic
土曜の昼下がりに、ゆったりとした時間だった。
宮田と山中の仲が非常に良いことが伝わってくる。
小澤さんが亡くなったとき、自分を導いてくれたとコメントしていた。
先日、英国で演奏はしたようだが、日本を拠点に、売り切れを続けいていいのだろうかと、思う。まだ40前なのだし、世界にチャレンジしてほしいと思うのは私だけか。


第一生命ホール

出 演
宮田大(チェロ)
山中惇史(ピアノ、編曲)

曲 目
坂本龍一(篠田大介編):星になった少年
ピアソラ(山中惇史編):天使の組曲
ヴォーン・ウィリアムズ/デイヴィッド・マシューズ:暗愁のパストラル(チェロとピアノ版)
モリコーネ(山中惇史編):モリコーネズ・シネマ・メドレー
ジョン・ウィリアムズ メドレー(山中惇史編):ジョン・ウィリアムス・ファンタジー・トリップ

アンコール曲
久石譲:おくりびと
山中惇史による即興「宮田 大」
ジョン・ウィリアムズ(山中惇史編):『アメリカン・コレクション』のテーマ
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『スプーンフェイス・スタインバーグ』

2024-02-16 22:18:47 | 芝居・ミュージカル・バレエ
初日。
ちょっと安藤に緊張感か、噛むところもあったけど、素晴らしかった。みずみずしい少女を見事に演じた。
ストーリーは結構重い。いろいろと考えさせられる。
片桐バージョンも楽しみにしたい。



神奈川芸術劇場 大スタジオ
【作】リー・ホール
【翻訳】常田景子
【演出】小山ゆうな

 安藤玉恵
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