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Pretenderの備忘録

芸歴40周年記念興行 立川談春独演会 4/20回目

2024-02-24 23:14:16 | 落語・講談
前座話の松竹梅、なんで今覚えなきゃいけないんだとボヤくことしきり。
よかちょろ、やり取りの面白さで聞かせる、談春の調子がどうだったのか。
文七元結、吾妻橋での文七と長兵衛のやり取り、近江屋が文七に語るくだり、これが非常に哲学的な人生論、師匠本人も最後に言っていた。
正直、前回くらいからちょっと心配。なんか影を非常に感じる。


有楽町朝日ホール

【演目】
「松竹梅」
「よかちょろ」
「文七元結」
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インヘリタンス 継承

2024-02-24 11:52:10 | 芝居・ミュージカル・バレエ
福士がインタビューで人生の6時間半をくださいと言っていたが、濃密な6時間半だった。通しで観たが、そういう観客が多かった。
80年代から現在まで、未来を展望したNYのゲイの物語。作者はロイヤルブルーの脚本家だという。
ゲイの不安、セックス、HIV。NYの文化、生活。文学、映画、政治、資本主義等々、様々な要素が散りばめられる。根底にはヒューマニズムで、後編には涙を誘う。
大河という感じの演劇体験だった。NYの香りも感じられた。昨年はエンジェルスインアメリカがやはり6時間にわたり上演された。米国におけるゲイカルチャー、それと切り離せないHIVが、文化的に大きいと改めて感じた真冬の一日だった。

会場 東京芸術劇場 プレイハウス
作 マシュー・ロペス
E・M・フォースターの小説『ハワーズ・エンド』に着想を得る。
訳:早船歌江子
ドラマターグ:田丸一宏
演出 熊林弘高
出演 福士誠治 田中俊介 新原泰佑 柾木玲弥 百瀬 朔 野村祐希 佐藤峻輔 久具巨林 山本直寛 山森大輔 岩瀬 亮 篠井英介 山路和弘
(後篇のみ) 麻実れい
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