赤坂ACTシアター D列19番
島田新左衛門 (直参旗本御目付役) 高橋克典
鬼頭半兵ヱ (明石藩藩主 側用人):坂口憲二
奈緒 (新左衛門の妻女 桃井春蔵の娘):釈 由美子
島田新六郎 (新左衛門の甥 旗本の三男坊):川村陽介
木賀小弥太 (木曾の郷士):青柳 翔
小倉庄次郎 (御台所方 平山の門弟):庄野崎 謙
平山九十郎 (浪人):山口馬木也
出口源四郎 (明石藩藩主 近習番):水橋研二
佐原平蔵 (浪人 平山の友人):春海四方
石塚平右衛門 (島田家郎党):花王おさむ
牧野靭負 (尾州藩士 木曾上松陣屋詰):小林勝也
松平左兵衛督斉韶 (明石藩藩主):袴田吉彦
倉永佐平太 (御徒目付組頭):西岡馬
長い。7時に始まり、休憩20分を挟んで10時15分くらいまで。映画より長いということになる。
殺陣はラスト30分程度かけていたが、周囲の動きは良いが、役者が今一つの人もいる。また、血糊を吐くだけでいかにも芸がない感じがした。
良い男が出ていても、着物もしっくりこないし、所作も良くない、剣のシーンもいまいち。映像の人が多いから口跡もあまり。
演出は、男の花道もそうなんだろう、映画の最盛期を思い、舞台化しているのではないかな。
しかしながら、隣のおばさんたちは、カーテンコールで、坂口、高橋に対して黄色い声援を送っていて、ビックリしたというか新鮮だったというか。
そう、役者を観に来ているのであり、芝居はどうでもいいのである。
そうであるならば、演目を考えるべきであった。