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Pretenderの備忘録

世界はラテン語でできている

2024-08-16 13:15:59 | 読書
ラテン語さん著 SBクリエイティブ 2024

30年くらい前だろうか、医師である女性が、「医学はドイツ語って言われるけど、ラテン語が重要で、医学用語とか人体呼称がラテン語が多い」、と言っていたのを何となく覚えていた。
ラテン語を巡る様々のテーマについて触れている。ラテン語と世界史、政治、宗教、科学、現代、日本と分類はされているが、クロスオーバーしている。楽しく蘊蓄を知るような感じの本かな。
最後にヤマザキマリさんとの対談収録。
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統計学の極意

2024-08-06 19:33:04 | 読書
ディヴィッド・シュピーゲルハルター著 草思社 (2024)

統計学の教科書である。著者は英国における統計学の大家で、ケンブリッジ大学で教えていた。タイトルからすると、違った本をイメージするのであろう、図書館で私の後の予約が40名入っている。しかしながら、実例を用いてはいるものの、割合、母集団、測定値、相関と因果関係、会期、アルゴリズム、標本、確率、検定、ベイズ統計学と、数式が少ないものの、データ、数式、グラフ等も少なくない。最後の三章は、統計学の誤用・悪用・誤解釈、統計学をよりよくするには、効率的な統計実務のための10箇条、と実践的な内容になっている。それ以外は、統計検定2級の内容で、こうやって説明するのかとは思うが、わかりやすいとは思わなかった。
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ヤバい統計

2024-07-31 21:01:49 | 読書
政府、政治家、世論はなぜ数字に騙されるのか ジョージナ・スタージ著 尼丁千津子訳 集英社2024

英国の国家統計局の統計専門家が、データが公共政策に与える影響を失敗例から語る。じゃあ、どうすれば良いのかという答えはないのが、問題の根の深さを示す。
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関東の私鉄沿線格差

2024-07-19 00:08:52 | 読書
東急 東部 小田急 京王 西武 京急 京成 相鉄
小林拓矢著 KAWADE夢新書 2023

面白かった。年収、新聞購読、学歴、投票行動などと沿線の関係。生活環境、教育環境、、エンタメ等の比較、そして各社の歴史と経営戦略。とても興味深く読んだ。
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もう明日が待っている

2024-07-15 00:16:27 | 読書
鈴木おさむ著 文藝春秋 2024

放送作家を引退した鈴木おさむが、SMAPと走り抜けた日々を小説の形で書いたもの。小説と言いながらすべて人物は、本名をカタカナにしただけ。売れなかった時代から森の脱退、年越しバラエティ、キムタクの結婚、マドンナやマイケルの出演、5人旅行の特番、311、公開処刑と言われた2016年1月と解散、そしてその後。かなりあけすけに書かれているし、読んでいて当時を思い出して、目頭が熱くなる箇所もある。
やっぱり平成はSMAPの時代だった。
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