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2011.6.1~。大津波、宮古市、鍬ヶ崎復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。 藤田幸右(ふじたこうすけ) 管理人

気仙市民は団結を!!防潮堤施工ミス(5)

2018年09月28日 | 気仙沼市、宮城県、福島

事態 悪化!
県政の悪代官 本性むき出し

国費を使った工事のミスに謝罪も修復もなくほっかむりするつもりなのか? 全国の納税者が許さない。

──会計検査院も動くはず── 

 気仙沼市魚町の防潮堤と(左上から時計回りに)菅原気仙沼市長、菅原会長、菅原清喜市議会議長、村井知事のコラージュ(6/10 河北新報より) 


気仙沼市民は地権者と言わず地区民と言わず「協議会」を中心に立ち上がって行動を起こしてほしい。県民、国民が見守って声援している。菅原市長は変節気味、初心に返れ!


<気仙沼・防潮堤施工ミス>
住民「知事あまりに乱暴」高さ不変に地元猛反発

河北新報 (2018.9.25


間違った高さの防潮堤の背後でかさ上げ
工事が進む気仙沼市魚町地区      =25日
※ 背後地のかさ上げは関係ないのに二者
択一の手段にされた。ごまかされるな! 

 気仙沼市内湾地区の防潮堤高を宮城県が誤って施工した問題で、村井嘉浩知事が25日に防潮堤を造り直さないとする最終判断を下したことに関し、地元の地権者や住民団体は一斉に反発した。一貫して造り直しを求めた地元の意向を無視された形となり、住民は「あまりにも乱暴だ」と怒りをあらわにしている。


 「協議会としての要望が受け入れられなかった。非常に残念だ」。中心市街地の再生を議論してきた住民団体「内湾地区復興まちづくり協議会」の菅原昭彦会長が無念の思いを吐露した。午前9時半ごろ、村井知事から直接、電話で造り直さないことを伝えられたという。


 菅原会長は「県に対する不信感は残ったままだ。協議会としてどうするのか、今後、検討したい」と話した。近く会合を開き、対応を話し合う。


 協議会は間違った防潮堤の背後地にある魚町地区で再建を目指す住民の考えを尊重し、県に造り直しを求め続けてきた。15日に市役所であった会合でも、造り直しを求める方針を確認したばかりだった。


 地権者の男性(50)は「われわれに説明もせずに、いきなり頭越しに方針を発表するのは乱暴だ。そもそも間違ったのは県。全く反省していない」とあきれ顔。協議会メンバーの男性(60)は「15日の会合でも県の職員に丁寧に議論するようくぎを刺したばかりだった。一方的に議論を打ち切るのは許されない」と怒った。


 東日本大震災後、市は海岸沿いに整備される防潮堤に関して、住民合意に力を注いできた。県が今回高さを間違った防潮堤も2年以上の議論を経て、高さが決まった経緯がある。


 協議会の場でも「住民との合意がない防潮堤を気仙沼には造らない」との持論を強調していた菅原茂市長は、「住民合意がないまま、誤った高さの防潮堤が整備されることは非常に残念。(県には)住民の思いを真摯(しんし)に受け止め、対応してほしい」と注文を付けた。

2018年09月26日水曜日



参考=ブログ管理人より >


1)宮城県はミスを無かったモノにし、全て闇に消そうとしている 実際の過失割合などは後の話、これは県の事業ですからミスは県のミスというのが本筋。本筋をはずすと幽霊ミスになってミス自体が闇に消えます。県議会もおかしな議会だ。自分たちのミスでもあるまいし、知事の責任追及をしっかりしてほしい。知事はミスを謝罪して自分と職員の処分を行ない、ただちに造り直しの予算をとるべきだ(割合からいって県の予算はそれほど大きくはない)。謝罪・予算を議会が許さないなら辞職か議会解散しかない。本筋を共有しないと、この自己保身的な無責任空気が県職員、県議、気仙沼市長、気仙沼市議に伝播してきます。

 

2)同じ事を何度も書くが<9/20記> 気仙沼市の菅原市長は市民に対して重大な背任を行なっている。宮城県の権力パワーハラスメントに屈したことです。(副知事と地元県議の訪問があった)。そこで、ずばり防潮堤陸側の土地のかさ上げを説得され容認した。防潮堤を低くすることではなく土地を高くすることで、防潮堤の高さのミスを土を盛って隠すことに同意したものである。(猿の朝三暮四より質が悪い取引き)。土地のかさが高くなれば海の眺望が開けると宮城県のごまかしミッションに説得されたかたちである。そうなれば工事のやり直しはない、と。その結果、菅原市長はこれまでの協議会の合意に向けた努力、理想を求める地権者の矜持を無きものに踏み出すことになる。自分自身はぼろぼろになる。そして宮城県の国民的(国税)工事ミスが闇に消え、長年に亘る官民合意の努力が反古(ほご)になる。区画土地の醜い(みにくい)高低差が残るだけだ。

 

3)「ここで一番避けたいのは防潮堤は下がらない、背後も上がらないという事態」(市長)はごまかし表現 問題の争点を①造り直しか②かさ上げかの二者拓一にすり替える意図がある。後背地は「土地区画整理の盛り土には地盤隆起分が反映されないので」もともと隆起分以上には上がりません。そのことは二度合意していることなので避けたいも何も心配には及ばないと思います。避けたいことはただ一点「防潮堤は下がらない」ということです。防潮堤はT.P. 4.1mに下げるべきです。


4)要するに菅原市長はこの事案の経過を理解していない 理解していないところを知事や副知事、地元県会議員につけ込まれて①造り直しか②かさ上げかの二者拓一を迫られた。バカだ。地盤隆起後、合意したことはあくまで「防潮堤はもともとの合意であった T.P. 4.1mに下げること」であって、二者択一でも1.08mでもない。1.08mは合意の副次的な結果です。自然な結果だと言ってもよい…



[関連記事] 

 気仙沼防潮堤の施工ミスとは?(4)   2018.9.23

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 気仙沼防潮堤の施工ミスとは?(2)   2018.8.27

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