宮古on Web「宮古伝言板」後のコーケやんブログ

2011.6.1~、大津波、宮古市、鍬ヶ崎、蛸の浜、浄土ヶ浜、復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。

規制委は北海道で何を調査したのか?

2018年10月17日 | 福島原発事故

泊地層論議、決着の兆し 規制委調査 

北電の説明(は)「合理的」

  【泊】原子力規制委員会は12日、2日間にわたる北海道電力泊原発(後志管内泊村)の現地調査を終えた。規制委の地震・津波対策の責任者である石渡明委員(元日本地質学会会長)は、原発敷地内の地層に関する北電の説明について「だいぶ考え方が合理的になってきた」と語った。再稼働審査が長期化する一因となっている地質の論議に決着の兆しが出てきた格好だが、規制委は調査結果などを精査の上、活断層の有無を慎重に判断する。

 北電担当者から説明を受けながら敷地内の地層などを調べた石渡氏は終了後「完全に十分ではないが、北電が一生懸命やったことは評価したい」と語った。ただ、規制委としての見解は今後の審査会合で詰める予定で、敷地内の断層を「活断層ではない」とする北電の主張を認めるかどうかは明言しなかった。

 敷地内の断層近くにある地層ができた時期を巡り、北電が「33万年以上前」、規制委が「21万年前」と推定し、見解が分かれたことなどで審査は5年超と長引いている。

 審査では12万~13万年前より新しい時代に動いた断層を活断層と定義するため、いずれにしても活断層にあたらない可能性があるが、北電は8月の審査会合で規制委の意見を取り入れ、一部の地層年代を21万年前に修正した

 石渡氏は8月の会合でも北電の説明について「全体が合理的にわかるようになってきた」と語っており、今回の現地調査であらためて北電の主張の方向性を容認した形。ただ、「これでOKということにはなっていない。敷地内の断層評価は原発の安全審査にとって出発点となる非常に重要な審査。おろそかにはできない」として、北電に追加データの提出などを求めた。

 北電は地質の問題をクリアしたとしても、想定される地震や津波の大きさなどを科学的に見極めることも求められており、再稼働の時期は見通せない状況だ。(工藤雄高)

 

たった2日の調査で「合理的」と ↑

他紙も「合理的」と ↓ 


日経北海道(2018.1013)


 

実質不合理的!!


1、マスコミがだらしない。規制委員会声明の垂れ流し。問題意識があまりにも希薄、こんな記事だけか!!「だいぶ考え方が合理的になってきた」「一生懸命やったことは評価したい」「…21万年前に修正した」イージーな言葉だけだ。 電力会社と委員会、委員会とマスコミ、マスコミとマスコミの馴れ合いと言いたい


2、規制委員会も何十万年の断層生成を断片であれたった「2日間」(実質半日?)の目視で根拠もなにもなく「合理的」と評価している!! 厳しい新安全基準骨子案的評価基準、超5年間の攻防はなんだったのか? 今回ボーリングすらしてないのだ…


3、規制委員会の渡道の目的は再稼働の露払いだったのか? そのための北電幹部との営業的挨拶? 名目的な調査? そのような疑いを払拭できない。いくつかの問題点の指摘はあたりまえすぎて意味がない


4、いな、泊原発の停止中のブラックアウト調査ではなかったかと思う。核燃料冷却アクシデントは如何に始まり、いかに収拾されたかの検証ではなかったか? そこは道民も詳しく知りたい。知る権利があるのだ。北電や規制委員会にまかせるだけでなく、マスコミもそのように動くべきだった。


 

全道停電まで緊迫の18分間 泊原発への電力供給維持に手を尽くす?

 北海道新聞  9/13(木) 19:31配信

….….

….….….

 倶知安と岩内には午前3時28分まで電力供給

  午前3時28分 北電の発表とは異なり、後志管内倶知安町と岩内町の病院ではこの時刻まで送電が続いた。送電線の先には、泊原子力発電所(同管内泊村)があり、常に冷却が必要な使用済み核燃料が大量に置かれている。北電は冷却を維持するため、あらゆる手段で、電力供給を維持しようとしたようだ。同時刻に冷却用の非常用電源が動き始めている。(2018/9/13)

 


と、9/13の道新記事はそこで終わっている。
「北電は冷却を維持するため、あらゆる手段で、電力供給を維持しようとしたようだ」と 

国民は「ようだ」では分からない。その事実の全貌を明確に知る必要がある。規制委員会と北電の「情報の囲い込み」に国民は怒り、ジャーナリズムは屈している。電源喪失、その影響、その回復、全手順、残存影響などだ。何もなかったではすまされない。それなりの状況を説明する責任がある。そして、そもそも地震の影響はどの程度だったのか? 配管の断絶、亀裂、振動など、単にあった、なかったではない、9/6北海道地震の物理的影響を克明に発表するべきだ。世界中の目がそそがれている。「ようだ」では分からない…


[関連記事] 9/6 北海道地震 2    2018.9.14

 














コメント