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2011.6.1~。大津波、宮古市、鍬ヶ崎復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。
 藤田幸右 管理人

「れいわ新選組」かく戦えり(10)

2020年01月30日 | 社会

思い入れれいわ新選組」総括

2019 夏
参議院選挙をかく戦えり!

 

(10)オムニバス追加 ー「廃止」 or 「5%」

 

 

 

「消費税は廃止」「消費税5%減税」はどっちでもいいと考える人は多い。一方、有権者はどっちでもそんなに差異はないとおもっているだろう、と考えている人も多い。実際、同じに減税だから、と、とってつけて自己納得している人もいるが、かといってどんな減税なのか分かっていないし、追求する気もないようだ。ただ自分を納得させるというか、慰めたいだけで、どっちでもいいと考えているのだ。

 

「5%減税」もたいへんな事

8%からいったん10%に増税した消費税がそう簡単に「5%に減税」になると本気で言えますか?

「廃止」との対比でいわれる5%ですが、5%でもたいへんなことなのです。これまでの消費税増税の流れ、与党と野党の力の違い、力関係、また福祉予算の財源論など、保守的コンセンサスに染まっている政治力学(傾向)から言って、5%減税はほとんど不可能に近いことなのです。数字が小さい分やりやすいのでは?と考えるのはあまりにも子供的です。それが「れいわ」主導で実現するという事はどっちみち政治の一大変革ということで、何のことはない「消費税廃止」を実現することと同じ汗を、同じ量かかなければなりません。

 

5%を言う人は、すでにまとめに入っている

「消費税廃止」に向かう1ステップとしての「5%」とか、「廃止」より伝わるとか、分かりやすい、共闘の芽があるとかいわれますが、それらはすべて根拠のない主観的たわごとです。

なぜ 5%などと言い出すのだろうと不思議です。前述のようにどっちも実現はたいへんな事ですが、どっちかといえば「廃止」の方が分かりやすくて明解な事なのに… と思います。5%をいう人は「れいわ」支持者の中でも保守的で、総じて諦め気味、気力が落ちていて、イージーに選挙を進めようとしているように思います。

 

棄権層には「消費税廃止」で投票を訴える

有権者の支持、とりわけ非投票(=棄権者)の人たちの支持が得られやすいのは5%よりだんぜん「消費税廃止」の方です。

「非投票の人たち」というのは、国政選挙の投票率の壁である、政治嫌い、政治的無関心、投票棄権者層の事です。時には有権者の50%を超えるこの非投票者の厖大な票田に投票行動を促すには政治的イノベーションを全面に出した「消費税廃止」の公約以外はあり得ません。有権者が真に望んでいるのはわずかの税額の差より、大胆な政治改革の「れいわ」の本気の意志ではないでしょうか?

 

野党の大きな塊(かたまり)は「消費税廃止」で

1/23 通常国会の幕開けで共産党の志位委員長は「消費税5%」を高言した。「廃止」か「5%」かのごたごたはこのままでは、さらに国民民主党の小沢一郎氏などが入り込んで、最後まで(選挙が終わるまで)つづく予感がある。

さらに野党再編成の問題にまで飛び火して、野党協力・野党合同から野党連立政権樹立など、野合そして離散、また各野党内部の批判非難合戦だけがつづく予感。そのような表面または目先きだけを追う合従連衡から「れいわ」は頑固に「消費税は廃止」を掲げて、距離をとって、終始 <名誉ある蚊帳(かや)の外> を保つべきだ。夢ではない。そのまま「れいわ」主導の政権交代まで突き進むべきで、すぐそこに与党としての新しい諸課題が押し寄せてくる。

 

 

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