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2011.6.1~。大津波、宮古市、鍬ヶ崎復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。
 藤田幸右 管理人

福島第1原発に防潮堤

2018年09月17日 | どうなる福島原発

違和感満載ニュース

千島海溝地震予測が出たばかりで、北海道、東北沿岸の民生の避難対策はおろか、情報すら地元にありやなしやのいま時分に<福島第1原発>でいち早く防潮堤増設をしてその地震津波に備えるという。どこよりも早いということ、どこよりもお金があるということ、どこよりも知恵が回るということ、どこよりも実行力があるということ…は悪いことではない。
(下の毎日新聞 9/14 記事参照)

 

しかし違和感がある。あれほどに地域を破壊しておいて、今後も地元とともに歩む気配はない。自分のプラントを津波から守るといって独走的に事を進める。地元を置き去りにする 原発ムラ  エゴ まるだし!

一、沿岸住民の命の安全より廃炉の安全操業優先 防災の企業エゴ

一、地震・津波情報の独占 情報取得・活用の企業エゴ

一、原発被災住民への保障の進捗 この場合も放射能被災地域住民の切離し 企業優先の企業エゴ

一、東日本大震災の前、なんら対策をとらなかったことの(反省不十分のまま)、単なる裏返し発想での対策。そんなものが有効であるはずはない…

 

一方、自治体の方の遅れの方は何と言ったらいいのか? 例えば宮古市長らは千島海溝は北海道だと思っている。 自治体の無策

 

 

<福島第1原発>防潮堤増設へ 千島海溝地震対策

毎日新聞 9/14(金) 20:06配信

 

 東京電力は14日、北海道東部沖の千島海溝沿いで想定される超巨大地震に伴う津波に備え、廃炉を進める福島第1原発に防潮堤を増設することを明らかにした。津波で敷地内が浸水すると、原子炉建屋周辺の地下にたまる放射性物質を含む汚染水が流出する恐れがあり、廃炉作業に影響が出ないよう対策が必要だと判断した。

 原子力規制委員会の会合で報告した。

 

 東電は超巨大地震で原発に最大約10メートルの津波が押し寄せ、敷地内は最大1.8メートル浸水すると試算。津波の浸入を防ぐために1~4号機の東側に全長約600メートルの防潮堤を設置すると説明した。


 東電は東日本大震災の余震に伴う津波への対策として、4号機の東側に約400メートルの防潮堤を設置済み。原子炉建屋地下への海水流入を防ぐため、建屋開口部をふさぐ作業も進めている。


 政府の地震調査委員会は千島海溝沿いの超巨大地震について、30年以内に東日本大震災に匹敵するマグニチュード(M)9級の地震が発生する確率を7~40%と推測し、「切迫性が高い」との長期評価を公表している。【鈴木理之】

 
 

 

高さや着工時期、建設費などの詳細は未定という。
大川小訴訟第2審判決以降、当然、L2対応初の防潮堤になる。

朝日新聞デジタル」より (9/14(金) 配信)

 

 

 

[関連記事] ニュースレターNo.19   2018.8.5  大川小学校訴訟 仙台高裁2審判決の意味するもの 判決は防潮堤に巨大暗雲

 

 [関連記事] 北方にM9地震の可能性   2017.12.20  湾口方向からみて

              宮古湾は<超>要警戒 

 

 

 

 

 

 

 

 

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