弟が、最近伊勢神宮をお参りしたという。伊勢神宮の20年ごとの式年遷宮だけでなく、60年ごとの出雲大社の建て替えについても、長々と手紙に綴っていた。建物の定期的な立て替えは限りある命の永遠性を伝えていると…
因んで次のように書いていた。
伝承について8月24日10時10分からのNHKの「明日へ 宮城県気仙沼・教訓を未来へ」という番組で大槌町安渡地区の中学生が津波を石碑に刻しても石碑の風化や道路の変化、建物の立て替え等々で読めない状況となったり雑草に埋まったり又住民の知らぬ間に移動移転する等、伝える意味がなくなるので木柱にして四年ごとに作り替える事により確実に伝承が連綿と続く、又学校、寺、神社等に設置すれば地区ごとに世代を越えて伝わっていくとの提案が採択され、今後、大槌町はそのように木製の伝承柱にするようにするとの報道でした。
── 弟の見識もさることながらこの件(くだり)を読んで、怖るべし中学生! と思った。大人は石碑を立て、防潮堤を立てて、それが永遠だと錯覚している。…