一瞬一瞬を大切に積み上げる

2016年06月08日 | トレーニング日記

今日(6/8)は治療が終わってから、ダッシュでウエイトリフティングの練習へ。

今週は週末の試合に向けて最終調整なんです。

調子は上々。

先週あたりから5月の頭にはMAXだったスナッチ60kgも3回ほど挙げられるようになりました。

計算上は1MAXで66kgは上がる計算です。

計算上は…ね(^^;)

私の場合、試合の時には+5kgは力が出るので、

あわよくばスナッチ70㎏…(゜.゜)⁉

いかんいかん!

冷静にならねば!!

古川君!邪念は捨てようね!!!( ゜Д゜)

 

4月に負ったケガ(グロインペイン)も練習を続けながら8~9割がた回復し、

かつ、

5月の大会よりも自力を挙げることができたのは的確な治療をしたことに加え

コーチの指導力の高さが大きかったと思います。

故障をしても積極的に成長は狙う。

怪我を負った時の、経験に裏付けられた引き出しの多さには感動すら覚えました。

こうした幸運にも恵まれ、怪我というネガティブな経験を通じて非常にいい勉強ができました。

この経験は非っ常~~~~に治療に活かせますね!

というか、すでに活かしていますけど。(^^;)

 

具体的には回復期の強化について今までより更に細やかな指示を出せるようになりました。

転んでもただでは起きない。

私の人生における基本姿勢です。ぐふふ( *´艸`)

 

と、ここまでつらつらと書きましたが、

今日の行きの電車でふと考えたことがあるんです。

目指すゴール、つまり目標重量を挙げるために計画を立てて練習をするわけですが、

ややもすると練習中に『この時期にはこの重量を挙げておきたい!』といった考えがよぎるんです。

正に最近の私です。

すると、先を急ぐあまり目の前の1本が雑になる。

すると本来得られる学びを「1本分」得ることができなくなりますでしょう!?

これ、学びの機会損失×1です。(。-`ω-)

 

しかも、高重量になってくるとそう何回もやり直しができません。

カラダも疲れますが、神経系がダウンしてしまうんです。

にもかかわらず、『この時期にはこの重量を挙げておきたい!』という誘惑に負けてしまうと

神経および筋の疲労からどんどんフォームが雑になってゆきます。

こうなると前向きな運動学習ができません。

むしろ「雑なフォーム」を学んでしまう。

もちろん、疲労した中だからこそ学べることもありますが、

それは「運動の効率化」つまり「無駄なく無理なく挙げよう!」という明確な意思のもとに得られる経験で

「この時期だから挙げなきゃ!(汗)」といった、手段と目的が入れ替わった状況では得られません。

そんなボタンを掛け違えたままの練習では、機会損失でいうと×1どころの話ではなくなってしまいます。

その日の練習が骨折り損の草臥れ設け…なんてことになりかねません。

そうしないためにも一本一本を大切に、課題に集中して挙げることを大切にしなければ。

なんて、

これってなんでも一緒ですよね。

治療の技術も同じです。

なにを当たり前のことを言ってんでしょう。(;´Д`)

 

ただ、行きの道すがら

地下鉄の黒い窓を見つめていたら

『明日が来るとは限らないんだよなぁ』

なんて物騒な考えが頭をよぎったんですよね。

で、なんだか空恐ろしくなってきまして、

『一瞬一瞬を大事にしよう!』

となったんです…

 

そんなこともあってか、今日は補助種目含め自己ベスト更新!!(*´Д`)

スナッチ62㎏(+2 でもプレスアウト気味。つまり試合では失敗。)

スナッチバランス75㎏(+5 あとちょっとで80が取れそう…)

ボックスジャーク85㎏(+5 あとちょっとで90が取れそう…)

あとは重さに馴れる意味でクリーンデッド

これは軽めに120㎏

今日のデッドはほんと軽かった。

なんにせよ、一瞬一瞬に真っ向勝負する気持ちが持てたことがよかったな、という自己分析。

 

次回の練習日は金曜日。

また一瞬一瞬を大切に積み上げられるように頑張ろうと思います。

○マッサージ・鍼灸・整体治療の専門院|とよたま手技治療院|東京・練馬区
http://toyotama.net 


最新の画像もっと見る