悲しい事がありました。
どこまでも「ほどこす」治療は、
時としてその患者さんの人生を
後向きにしてしまう事があるようです。
「治療に行けば、ミッチリやってくれる」
ってなると、エクササイズや生活指導を本気で実践する気も
萎えてしまうんでしょうか…
一緒に前を向きたくなるような治療が理想ですが、
むづかしいものですね。。。
昔こんな事がありました。
怪我のために戦線離脱していたボクサーを、
再起に向けてサポートしていたときのこと。
本人は、焦りのためか常に「オーバーワーク」
長い療養生活の中で、スッカリ「ボクサー」から「常人」に戻ってしまった
カラダをかえりみず、しょっちゅう「怪我」をこさえてくる。
そして痛みが抜けるまで、念仏のように「治してくれ×2」と繰り返す。
私「体の中に傷があるわけだから、揉んでもストレッチしても
今すぐに治ることはないよ」
と、つげる。
本人からは焦りがヒシヒシと伝わってくる。
セルフエクササイズも馬耳東風。
「怪我を早く治したいなら、これこれこのエクササイズを。
その間、これこれこの部分の強化を。」
といってもやった気配はない。
人は身体の効率的な使い方を覚える事で
怪我をしにくくすることができます。
同時に、そういった身体の使い方こそ一流の選手のパフォーマンス
を実現すると私は考えます。
怪我をしたら、痛くないように上手に体を使う
練習をしたらいいんじゃないでしょうか?
痛いのをおして、さらに自分を傷つけるだけのトレーニングは
実りが少ないといえはしないでしょうか?
しばらくの間、そのボクサーに付き合っていたのですが、
真意は伝わらず「怪我怪我怪我」の繰り返し…
私に「依存」してしまっていると気付いたとき、
彼のために「出入りを禁止」しました。
その後、再起ができたと本人より手紙とチケットが届きましたので、
「時には厳しい」対応も必要なのかと、少しだけ報われたように思いました。
手紙には「教えてもらったエクササイズは続けている。また、治療を受けたい。」
とありました。
んん~、一応気付いてはくれたのかな!?
でもなぁ、
よりを戻すってなるとなぁ…
また元の木阿弥になるかもしれないし…
覆水盆になんとやらッていうしなぁ…
おっと、話がそれました…
で、
え~っと、
なんでしたっけ!?
そう、
痛いのをひたすら我慢してゆく人生は味気ないものですよね。
できることなら痛みのない快適なカラダで過ごしたい(過ごさせてあげたい)。
そのためには、治療家の支えに「おんぶに抱っこ」ではなく、
自分の足で歩いてゆかなきゃならん。
それこそ「二人三脚」で。
ということです。
どこまでも「ほどこす」治療は、
時としてその患者さんの人生を
後向きにしてしまう事があるようです。
「治療に行けば、ミッチリやってくれる」
ってなると、エクササイズや生活指導を本気で実践する気も
萎えてしまうんでしょうか…
一緒に前を向きたくなるような治療が理想ですが、
むづかしいものですね。。。
昔こんな事がありました。
怪我のために戦線離脱していたボクサーを、
再起に向けてサポートしていたときのこと。
本人は、焦りのためか常に「オーバーワーク」
長い療養生活の中で、スッカリ「ボクサー」から「常人」に戻ってしまった
カラダをかえりみず、しょっちゅう「怪我」をこさえてくる。
そして痛みが抜けるまで、念仏のように「治してくれ×2」と繰り返す。
私「体の中に傷があるわけだから、揉んでもストレッチしても
今すぐに治ることはないよ」
と、つげる。
本人からは焦りがヒシヒシと伝わってくる。
セルフエクササイズも馬耳東風。
「怪我を早く治したいなら、これこれこのエクササイズを。
その間、これこれこの部分の強化を。」
といってもやった気配はない。
人は身体の効率的な使い方を覚える事で
怪我をしにくくすることができます。
同時に、そういった身体の使い方こそ一流の選手のパフォーマンス
を実現すると私は考えます。
怪我をしたら、痛くないように上手に体を使う
練習をしたらいいんじゃないでしょうか?
痛いのをおして、さらに自分を傷つけるだけのトレーニングは
実りが少ないといえはしないでしょうか?
しばらくの間、そのボクサーに付き合っていたのですが、
真意は伝わらず「怪我怪我怪我」の繰り返し…
私に「依存」してしまっていると気付いたとき、
彼のために「出入りを禁止」しました。
その後、再起ができたと本人より手紙とチケットが届きましたので、
「時には厳しい」対応も必要なのかと、少しだけ報われたように思いました。
手紙には「教えてもらったエクササイズは続けている。また、治療を受けたい。」
とありました。
んん~、一応気付いてはくれたのかな!?
でもなぁ、
よりを戻すってなるとなぁ…
また元の木阿弥になるかもしれないし…
覆水盆になんとやらッていうしなぁ…
おっと、話がそれました…
で、
え~っと、
なんでしたっけ!?
そう、
痛いのをひたすら我慢してゆく人生は味気ないものですよね。
できることなら痛みのない快適なカラダで過ごしたい(過ごさせてあげたい)。
そのためには、治療家の支えに「おんぶに抱っこ」ではなく、
自分の足で歩いてゆかなきゃならん。
それこそ「二人三脚」で。
ということです。