【徒手医療協会セミナー】坐骨神経痛とは…

2011年07月19日 | セミナー/講習会
7月18日に、徒手医療協会主催の【座骨神経痛の徒手的臨床】と題する研修会が開催されました。



スタッフを勤めさせていただいているKより、講師古川のブログの場を借りて、当日のセミナーの様子をご報告させていただきます!


まず、座骨神経痛と言われる症状について、どのような症状なのか、痛みを生じている原因がどこにあるのかを調べる検査法と(ヘルニアによるものではないことを判別する方法も紹介されました)手技によるその治療方法を学びました。



とくに「評価」では、前後屈の動きのなかで関節間の動きの悪い部分を見いだし、正しい動きを導く「SNAGs(スナッグス)」の実技練習をおこないました。

「SNAGs」は、原因をしらべながら同時に治療としても有効な手技です。

そして、ハムストリングスが短縮しているために腰椎がより大きな負担を強いられ痛みが発生しているケースについて、ハムストリングスの短縮を解除し股関節の可動域拡大によって腰椎の負担を減らせることを理解しました。

さらに、テニスボールを用いて簡単にトリガーポイントの発見と解除を行うことのできるセルフケア方法を学びました。

テニスボールを用いた方法では、特に、座位のままで座骨のキワの硬さを解除し、股関節をより深く曲げられるようになる方法を学びました。

テニスボールを用いて得たトリガーポイントの感覚は、そのまま軟部組織の緊張を解除する手技「ASTR(アスター)」の実習に生かされ、短時間にもかかわらず、外転筋へのアスターの施術を覚えることができました。



およそ5時間30分という長丁場でしたが、参加者の皆様、どなたも集中され、非常に熱心に取り組まれていらっしゃいました。

実習最後に身体の再評価をおこない、ご自身の身体の変化に驚きの声も上がりました。


今回も、参加者様のご理解とご協力をいただき、講習会を滞りなく進めることができました。

たいへんありがとうございました。



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