気ままにそよ風のたより

日々の出来事を思いつくままに・・・

思いがけない出来事

2010年09月12日 | ちょっと足を延ばして
気がつけば、3ヶ月もブログの更新が滞っていたようですが、その間も遊びに来ていただいた皆さん、心配してメールを下さった方、本当にありがとうございました


施設に入所していた義父が5月下旬頃から転倒が多くなり、食欲も旺盛だったのが残しだし、問題行動も多くなったので、施設に呼び出されたり、担当の人から電話が頻繁にかかるようになり、保険の関係上、6月下旬に一度退所させて、病院へ診察に連れて行きました。

その前日に主人の人間ドックの検査が届き、開けてビックリ

印環細胞癌の疑いがあるので、至急精密検査を受けて下さい と。

義父が診察を受けたのは施設を運営している病院で、大学の付属病院から来ている先生が胃カメラの検査をしてくれ、その先生から主人の病気を事を聞いたら、悪性の胃癌なので早急に精密検査を受ける事を勧められた。

胃カメラ検査で異常が見られ、即入院する事に生った義父だが、去年の入院の際に問題を起こし、市内の病院から要注意人物扱いのようなうえに、施設でも数々の問題を起こしていたので、一週間前に胃カメラの予約を取りに行った時に対応してくれた副院長先生から 『 この人はもし入院しなければいけなくても、入院生活が難しいのでは 』 、ケアマネさんから 『 今病院にはベットの空きがない 』 と遠回りに断られ、入院という事になっても副院長先生から断れた・・・

でも、このまま引き下がっては主人の検査どころではないので、愛大の先生に印環細胞癌の疑いがあるのは主人だという事を伝え、何とかこの病院へ義父を入院させて欲しいとお願いした。

親子で同じ時期に同じ胃癌に罹った事に驚かれたようだが、義父の入院先が決まらず、そのために主人が手遅れにならないようにと、この先生が手配してくれたおかげで、翌日退院患者があるそうなので、予備ベットに1時間後に入院させてもらえるようになった。

主人の方は人間ドックを受けた病院で精密検査を受け、癌治療に力を入れているこの病院の院長先生と勤務先の社長さんが友達だそうで、社長さんが病院から主治医の先生まで紹介してくれたので甘えさせてもらった。

10種類あまりの検査を受け、7月20日に入院し、翌21日に手術、病理検査の結果、転移の心配もなし、再発の可能性も95%以上なし、なので抗がん剤や放射線治療も必要ないそうで、8月14日に無事退院出来た。

22年前に早期の胃癌で胃を2/3を摘出し、今回残った胃にまた癌が出来という残胃癌のため胃を全摘、同じ胃癌の手術を受けたけど、前回の手術とはあらゆる面で医学の進歩を感じ、今は完全看護のもとに、付き添いの負担も雲泥の差で本当に楽をさせてもらった。

とはいえ、ICUを出た後、1週間ほど泊まり込みで付き添いをし、その後は午前中は義父の入院先の病院へ行き、昼食に間に合うように主人の入院先の病院へ行って、病院で出る昼食と夕食をチェックし、夜家に帰るという生活が退院まで続き、今は義父の病院へ毎日通っているが、こちらも完全看護の年寄り向けの病院のうえに、家庭の事情を知っている看護長さん、師長さんのおかげで、看護師さん達から無理しないでねと気遣っていただき、去年の入院時とは想像もできない楽な思いをさせてもらっています。

自身も9年前に癌を患った社長さんが、入院中も入院後も無理をしないようにと細々と気遣って下さったおかげで順調に回復し、今月から職場復帰も出来ました。

食事の方もあまり神経質にならなくてもいいと言われたけど、胃が少しでも残っているのと、胃がないのでは大きな違いがあり、時々ドキッとする事があります。

主人は腸にも癌があり、術後3ヶ月頃の秋に内視鏡による手術が残っており、義父もまだ入院しており、しばらく家を留守にしていたので、いろいろ用事もたまり、思ったようにパソコンの前に座る時間や余裕がありませんでしたし、まだしばらくは不定期な更新になると思いますので、よろしくお願いします



術後から歩くように指導され、8月5日に屋上庭園へ主人と上がったら、高速道路の上に大きな虹を発見し、急いで病室へデジカメを取りに行って戻ったら、薄くなりつつも虹は待っていてくれたようで・・・。





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