涅槃会 ( ねはんえ ) は涅槃講や涅槃忌とも称し、旧暦の2月14~15日、釈迦の入滅 ( にゅうめつ ) の日に日本や中国などで勤修される、釈迦の遺徳追慕と報恩のための法要で、地区の臨済宗の11ヶ寺が交代で修行するため、今年は昨日と今日、檀家のお寺で行われ、1日目はお手伝いに、2日目は義父が新亡なので回向に。
1~3年目の新亡の回向は時間が指定されているので、受付を済ませた後、新亡とご先祖様の経木を買ってお参りを。
経木を水で流した後、焼香を。
水で流された経木が何重にも重なって。
その後、本堂で新亡御回向が始まり、お経を唱えた後、新亡の戒名が読み上げら、順次焼香を。
こちらでは “ じょうらく ” と呼ばれ、不祝儀の袋に御供を包んで受付に渡しますが、隣市では “ おねはん ” と呼ばれ、戒名が呼ばれると親族が1円玉を投げる習慣で、多ければ多いほど供養が出来るとかで、親族は都合がつけばたくさん出席するそうで、別の隣市では常楽会も涅槃会もないそうで、近くでも所変われば・・・です。
亡くなった人を供養するのは生きているものの勤めとかなので、宗派は違うかもしれないけど、先日の東北地方太平洋沖地震で不幸にも亡くなられた方々の分も一緒に参ってきました。
無事、常楽を行えて良かったの声も聞こえるなか、被害もなく平穏に暮らせる事の有難さを噛みしめ、アンケートモニターの謝礼を募金に、登録サイトのポイントを募金に、ネットからでも手軽に募金が出来るので、とりあえず犠牲になられた方の役に立てる事を少しずつでも・・・と。
東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興をお祈り申し上げます。