気ままにそよ風のたより

日々の出来事を思いつくままに・・・

水琴窟

2010年05月13日 | ちょっと足を延ばして
四国の高速道路で一番長い笹ヶ峰トンネルのそばにある馬立PAのショップ前に人盛り、そこにはこういうものがあります。



右手に見える3本の竹に耳を近づけると水琴窟 ( すいきんくつ ) から琴のようないい音がするので、その音を聞くために集まっていたようです。

水琴窟は最初は洞水門 ( とうすいもん ) と呼ばれており、庭園に設置されるものではなく、手洗い場の排水設備であったらしいが、時々いい音を出すことがわかり、庭師によって改良され、水琴窟として知られるようになったのは江戸時代中期であり、水琴窟は各所にあるが一つとして同じ音の水琴窟はないそうです。

山の息吹が迎えてくれるくつろぎエリアで聞く水琴窟の音色、ドライブ疲れを癒してくれそう。

ここのPAには水琴窟作りの名人といわれた造園家が工夫・創作した風の水琴という水琴窟の音を奏でる風鈴もあります。

数年前に親戚で食事に行ったお店に、この水琴窟の音を奏でる風鈴を飾ってあり、時折いい音色を奏でていて、この音色を気に入った叔母さんがお買い上げ。

風がよく通る勝手口の外に吊るしたのはいいけど、あまりにも風が通り過ぎ、時折どころかいつも奏で続け、これでは煩いだけで風情はほど遠く・・・

この時、一つしかなかったので、次に入ってきた時に買おうと思いはすぐに消滅。

やっぱり本物の水琴窟が一番かも