ととじブログ

書きたい時に書きたい事を書いている、あまり統一感の無いブログです。

万引の誤認逮捕相次ぐ 「目撃証言」過大評価、裏付け怠る

2010-03-07 18:19:09 | 社会/地域
「東京都足立区のスーパーで昨年12月に発生した万引事件で、警視庁西新井署は40代の女性を誤認逮捕した。同署は逮捕後約1カ月間の捜査を経てようやく「誤認」を認めたが、目撃証言を過大評価するあまり、現場に真犯人が残していた自転車の捜査を尽くさないなどの初動捜査のミスが、背景にはあった。全国で相次ぐ万引の誤認逮捕。捜査の現場で何が起きているのか」
(2010年3月7日 産経新聞社 MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/top.htm)

 誤認逮捕された女性には、心より同情します。
 その一方で、この事件における本当の容疑者、またそれ以外の万引きをする多くの人間には、激しい憎しみを感じます。

 私は今ではネット通販専業ですが、かつては、店頭販売をしていたことがあります。
 万引きには、膨大な被害を受け、本当に苦しみました。
 一日の売上がせいぜい1万円~2万円程度の弱小ショップでしたが、万引き犯はそんな店に対しても一切容赦しません。
 スキを見せれば、万引きします。
 一度に、10万円を超える商品を持っていかれた事があります。
 うっかりレジの外に置いていたお金を盗まれた事もあります。
 さらに、お客様が店内に置き忘れた荷物をかっぱらって行ったヤカラもいます。

 一般的に通用するものではありませんが、店頭販売をしていた当時、同じように店を営んでいた知り合いの間では、「客が来たら泥棒だと思え」という言葉がありました。
 もちろん、多少大げさで、客すべてを疑って営業していたわけではありませんし、そのような気持ちでいたら、客に敬遠されて店が成り立ちません。
 しかし、そのぐらいの心持でいないと、万引きを防げないということは事実です。

 当然ですが、心は荒廃します。
 万引きが、店頭販売をやめた大きな理由の一つです。

 詳しい説明は割愛しますが、万引きされた場合、店の被害として、万引きされた商品の金額の10倍の売上が無駄になるとも言われています。

 そういうわけで、私個人としては、万引きした人間にはその100倍から1000倍くらいの代償を払わせるような法整備を望みます。


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