ととじブログ

書きたい時に書きたい事を書いている、あまり統一感の無いブログです。

住友商事、インドネシアで地熱発電所受注

2010-02-19 12:20:01 | 経済
○住友商事株式会社(以下住友商事)が、インドネシア国営電力会社より総出力110MWのウルブル地熱発電所1号機、2号機の土木据え付け込み一括請負工事契約を受注した。

○住友商事は富士電機システムズおよびレカヤサと組み、これまでに7件約530MWの受注実績がある。今回の契約により、住友商事と富士電機システムズが納入する地熱発電設備はインドネシアにおける建設中・完工済み地熱総発電設備全体の約50%を占めることとなる。また、インドネシアのほかにもニュージーランド、フィリピン、アイスランドなどで多数の納入実績がある。

○富士電機システムズは、地熱発電用蒸気タービンの納入実績において過去10年間で約40%(2010年2月現在)と、世界のトップクラスのシェアを誇っている。

○インドネシア政府が発表した第2次電源開発計画では、地熱発電設備容量を2014年までに約4,000MW、2025年までに9,500MWまで引き上げる計画である。

上記は、住友商事が2月18日に発表した最新情報を要約したものです。
詳しくは、
2010年2月18日 住友商事株式会社 最新情報 http://www.sumitomocorp.co.jp/news/2010/20100218_133020.html
をご参照願います。

今回の受注が110MW、それ以前の実績が530MW、合計で640MWということになります。
640MWがどの程度の数値かというと、日本国内の大規模発電所、

姉崎火力発電所:3,600MW
福島第二原子力発電所:4,400MW

と比較すると、おおよそ見当がつくのではないかと思います。
どのように感じるかは人それぞれですが、私はかなり大きな、実用に耐え得る数値だと感じます。
さらに、インドネシア政府の掲げる、2025年までに9,500MWという数値目標も壮大です。
エコうんぬんというより、エネルギーを自前で生産できるというのはすばらしい事です。

住友商事株式会社:http://www.sumitomocorp.co.jp/


最新の画像もっと見る