GITANESを線香代わりに。
それとは無関係に・・・。
義弟はもう亡くなってしまったが、
その奥さんのおばあちゃんが今週亡くなった。
つまりその人からすると、孫のだんなよりも後に
亡くなったことになる。
住んでいる田舎よりもさらに田舎に向かって
クルマを走らせる。
山の上の葬儀施設でのお通夜だ。
山の上過ぎて渋滞もない。
信号もあまりない。
会ったことはなかったが、皆べったりすることなく
親しくさせていただいている。
遺影にはじめまして、とあいさつする。
それにしても、私の父母よりもずっと年上だ。
101歳。
大正生まれとのことだ。
どのような人生だったのか。
馴染みのある真言宗の読経が低く流れる。
予想よりも多くの参列者が、みんな泣くこともなく
焼香の順番を待っている。
親戚であろう子供たちもチラホラ見える。
畏まって座っている。
君たち、あと90年生きれば
そのおばあちゃんと同い年になれるぞ。
あと90年あるんだぞ。
そう考えれば、あの子たちはこれからいろんなこと
が何でもできる・ような気がしてくる。
すごいな、101年の人生。
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