第２３５０話「朝になるプロセス」

GITANESがあったなら灰皿が満タンに
なっていただろう。
それとは無関係に・・・。

突然気温が上昇し、結構な陽気になった。
昨日などTシャツにコットンのセーターを
着てクルマを運転していたら暑くて暑くて、
エアコンの設定温度をグッと下げたほどである。

例によって３時ぐらいまでは起きていたが
リビングで座っているのにもうオイルヒーター
も不要なぐらいだった。
布団に入り、掛布団の上から掛けている
ブランケットを撥ね除けた。
それでも暑い。
布団から脚を出す。それでも暑くて
左半身を布団から出す。
いやいや寝ている間に冷えたらどうするんだ
と、また布団を被る。
でも暑くて左半身出す。
いやいや風邪なんかひいたら今の時期
厄介だ　とまた布団を被る。
いやいやそれでも暑いんだから、寝られないんだから、
と左半身出す。
いやいやいや明け方はやっぱりいくら何でも
室温も下がるだろうと布団を被る。
やっぱり暑くて左半身を

朝になった。