GITANESを手に取って胸ポケットにいれたら準備完了だ。
それとは無関係に・・・。
靴に関しては(洋服と比べると)それほど頻繁に買い足すことはないが
なんとなく捨てられなくて、結果的にどんどん数が増える。
シューズクローゼットはウォークインにしてそこそこ面積を取っているが
それでももうちょっと整理しないと雑然とし過ぎている。
出勤時、シューズクローゼットに入りその日何を履こうかと
色々考えるのだが(いつも履く靴の数はそんなに多くないが、多くなくても
それなりに迷うのは誰でも同じだろう)、赤系のあるローファーを手に取って、
やっぱりやめた と元に戻すことがたまにある。
どうしてそうなるのか。
そもそもこの靴は革底であり、私は革底が苦手だから というのが最大の原因なのだが、
これを履く日に限って急に天候が荒れたり、滑りやすい場所に行かなければならない用事が
できたりと、あまりいい印象がないのも理由の一つである。
いや、どんな天候であっても必ずいずれかの「靴」は履いているのだから
そこは割り切ればいいんだろうけど、4,5万ほどの靴となると
やっぱり履く日の条件には神経を使うものだ。
で、今日はそれを履いた。
さて、何が起こったか。
私が担当する施設でクルマによる物損事故があり、車のリアウィンドウが粉々に砕け
施設内に散乱した。
当然ホウキで清掃しなければならない。
はい、やはりそう来ましたか。
非常に微妙で繊細な着色のその靴は、作業のせいでほこりまみれとなり、
革底にはガラス片がいくつも食い込んだ。
うん、赤い靴よ。もうこんな状況に遭遇することには
慣れたよ。
うん、怒ってないよ。
だから君も、もうちょっとお手柔らかに頼む。
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