GITANES休止したあとで知り合いになった人は
SGCの説明をするのが面倒だ。
それとは無関係に・・・。
火曜日の撮影に出かける直前、7時20分頃のこと。
自宅の電話が鳴った。
自宅の電話を鳴らすのは、普通の間違い電話と大東建託からの
間違い電話と、そして自治会ぐらいしかない。
電話の主は自治会の、今の役員さんだった。
役「同じ自治会同じ班のSさんのご主人がなくなりました」
私「ええと、Sさんというと、どちらのSさん?」
役「SGCさんのお隣の。」
私「ええ?!」
今シーズンの田植えの時期には元気に作業していたのに。
通夜には出られなかったものの、告別式はたまたま仕事が
休みだったので参列。
まだ60台半ば、遺影も若かった。
ザワザワうるさい告別式では、出席者同士の
A「おお、元気かい?!」
B「おお、大変やなあ。暑いし。」
A「そうそう、この葬式終ったら、今晩はタケやんの通夜やなあ」
B「そやそや、さっぱりワヤや(参っちゃうね)。」
のような会話が飛び交っていた。
何がさっぱりワヤなのか分からないが、とにかく葬儀が続く
ことが大変だと言いたいようだ。
本当にさっぱりワヤなのは遺族だと思うのだが。
私は現在の家に引っ越してきて2,3年になる。
土地を見に来た日も、地鎮祭の日も、工事着工の日も、
棟上の日も引越しの日も、隣人のSさんはたまたま戸外にいて、
馴れ馴れしくない程度に話しかけてくれた。
隣人が話しやすく、そして馴れ馴れしくないというのは
かなりいい住環境だと言える(自治会の付き合いは少々面倒だが)。
暮し始めてからはそれほど用もないので、ほとんどSさんとは
話す機会がなく、それこそ顔を見るたびにあいさつする程度
だったが、それもうまい具合の距離感だった。
トータルでは30分も話していない計算になるが、S氏は
間違いなく良い隣人だった。
私はS氏にとって良い隣人だったのだろうか。
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